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KaakaChan's World(chanの某国滞在記/市内を南南西に散策/錦屏山と斉長城 後編)

 前編はここをクリックしてご覧下さい。


集落  9時30分 集落が見えてきました。

その左手には溜池があり、集落の住民が水辺に何人か集まっているようで、近づいてみると 洗濯をしていました。
東南アジアの洗濯風景そのもので 洗濯物を棒でたたく、 洗濯板でゴシゴシ の洗濯風景です。
帰宅して 全自動洗濯機の値段を家電売場で調べたところ 1500〜3000元(24000〜48000円)と こちらの最低賃金の1ヵ月〜2ヶ月分の値段でした。確かに高価な買い物です・・・。
溜池 洗濯

溜池を後に山を目指します。
すると、左手に小さなドーム型のものが見えてきました。某国のお墓です。
山 溜池
自転車 遠方から  
お墓を遠くから撮影したのが 右の写真です。

 9時41分 更に道なき道を進んでいくと 突然 自転車に乗った方々に遭遇。
やっと 正常な道に出てきました。
 9時43分 道が分岐しており、道標がありました。
看板 分岐








しかし、日本の道標と異なり 「現在地点」 の記載がありません。
これで、現在どこにいるのか、そして目指す山が どんな呼び名の山なのか 全くわからない状態です。

※ 看板の右の文字を読むと 薄く「錦屏山」と読めます。
 9時47分 歩いてきた道を振り返ると ご覧のとおりです(北から西の方向)。
右奥が孔望山 左上の煙突は火力発電所(石炭発電?)、そして左下は 溜池(先ほどの溜池とは違う)と思われます。
北から西の方向
振り返り 登り口
 9時53分 山に登っている親子 そして下山してくる数名の方を発見。
ここからが登り口 と誤認識して 出発。
看板には「厳禁車輌上山」(車輌が山に登ることを厳禁します)と書かれていました。
 9時59分 後ろを振り返ると 右奥が孔望山 その左に2つの溜池が見えました。
中央 一枚岩
 10時15分 山頂が近づくと 右側には見事な 一枚岩の斜面です。

ここで足を滑らせたに 引っかかるところがなく ザァ〜ット滑走して 命がない?だろうな・・・
ということで、近づくことなく山頂を目指すことにした。
右 左
 10時21分 山頂の真下に到着したのですが 最近できたばかりのように見える 現代版「万里の長城」に遮られ、山頂にたどり着けません。

 最初は右に行ったものの崖に遮られ、結局は左に回り込み山頂にたどり着くことが出来ました。
山頂 山頂
 10時26分 山頂です。

 しかし、何の看板/標識もありません。ここがどこなのか 全くわからない状態です。
 ここは某国観光地と思いますが、この山頂の周囲には、誰一人いません。
山頂下 山頂下 <追記 2013年8月4日>

 海州古城 と呼ばれる場所に散歩に行きました。帰宅後に調べたところ、この山全体を錦屏山(ジン ピン シャン)と呼び、錦屏山北麓を特に「石棚山」(シー ポン シャン)と呼ぶのではないかと考えました。某国の場合、詳細な地図等が公開されておらず調べるのも大変です。
また、この万里の長城風のものが斉長城(チー ヂャン チォン )であることもわかりました。
『長城』とは、長く連なって築かれた城のことで、
今から2500年前の春秋戦国時代に諸侯が築き秦の始皇帝は北方異民族の侵入を防ぐ目的で一部を引き継ぎ更に構築した。
その後、明代まで時々の皇帝が築造を続け総延長は枝分かれ部分を含めると6300Kmとも8851.8kmとも言われていたが、2006年6月の某国報道によると、世界文化遺産「万里の長城」の総延長が、2万1196.18キロに上るとの調査結果を明らかにしたそうです。

コース終わり コース  10時32分 ということで、一人での下山です。

コンクリートでできたサイクリングロードのような道がありましたが、私はハイキングコースのような道を選んで下山を開始しました。

 10時38分しかし、某国の事情でしょうか? ハイキングコースは20mほどで終わっていました。
けものみち けものみち  仕方なく、サイクリング道路を右前方に見ながら「けもの道」を歩いて下山をすることにした。
 10時55分 ヤットけもの道からサイクリング道路にでました。一時はどうなるかと思ったくらい難儀しての到達です。
 11時10分 大きな溜池が左に見えてきました。
溜池 みち
 来るときはお墓の中を通り抜け、横から登山道に入っていったのですが、帰りは お墓を通らずに真っ直ぐに進んでみました。
オートバイ ゲート  11時35分 ゲートが見えてきました。
そこには「山上施工危険/車両が入ることは一切禁止/結果は自己負担」という意味の看板が取り付けられ、ゲートが閉まっていました。
 しかし、ゲートの横の鉄条網が破られ、地元住民は 見ての通り自由にオートバイで出入りしているようです。
 11時48分 集落までたどり着きました。ここで、某国の一般的住宅の作り?をご紹介します。
 外観が立派な建物も、内部はレンガ又はブロック積みで、その外側をモルタルで塗るか、もっと豪華に見せるために化粧タイルを張り付けたのがほとんどのようです。
その様子は、写真を見ればすぐわかると思います。当然? 鉄筋など入っていないでしょう?。古い建物の屋根は ご覧のとおり波打っています。太い梁など使っていないのでしょう・・・ 
この作りでは 大きな地震がくればひとたまりもないのは当然想像がつきます。しかし、私が某国に来て1ヵ月 まだ一度も地震を体感したことがありません。地震のない国なんですね・・・
屋根 内部 外部
トラック  12時30分 町の中に戻ってきました。
さて、この街は新しい街の割に 建物や道路の痛みが非常に速いようです。耐久性の問題の他に、例えばレンガ敷きの歩道には 平気で車が出入りし、中には大型トレーラーまでが入り込んできます。
これでは、レンガ敷きの歩道はひとたまりもありません。
本日の最後に紹介するのは、某国の道路標識です。 左から三番目は「自動三輪車乗入禁止」?、次が「トラック、農耕車輌乗入禁止」?、最後が「荷台付自転車、荷車乗入禁止」?ですかね・・・・
日本では、山道で「クラクション鳴らせ」がありますが、青い看板には「クラクション禁止」?があります。某国ではクラクションを鳴らしパッシングをしながら邪魔な車をどけさせる運転は当たり前のように行われています。
道路標識 道路標識
 しかし、上の看板は 何の役にも立てません。これを守らない車輌であふれているからです。

12時50分 マンションに戻ってきました。実に4時間35分の散策/トレッキング・・・ 疲れました。

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