Kaakaの世界/トレッキング/群馬県・草津白根山 中編(2012.10.08)
前編はここをクリックしてご覧下さい。
− 前編では −
@白根火山レストハウス
A湯釜展望台
これからのルートを紹介します。
B明治火口
C弓池
D蓬莱岩
E舗装道
− 後編で紹介します −
F本白根さんへ
G下山
H逢ノ峰
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3. 弓池(ゆみいけ)を目指して
弓池は、草津白根山の火山湖のひとつ。
多くの観光客で賑わっている湯釜に対して、志賀草津道路を隔てた弓池は、隣接する湿原と合わせ、静かな雰囲気です。写真は、湯釜からの下山途中で見た弓池です。
まず、志賀草津道路を渡ると、そこには「明治火口」という、明治35年(1902年)の火山活動で出来た噴火口が現れます。
弓池の名の由来は、その昔戦に負け逃れてきた平家武士(平家落人?)がここに弓を捨てたことから名前が付いたという(他にも説があるらしい)。
蓬莱岩(ほうらいいわ:看板には「蓬来岩」と書かれていた)を右手に見て進みます。
看板には次のように書かれていました。
「弓池火口壁の一部が長い間の侵食により奇岩となったもまです。今でも浸食作用が激しく岩が不安定になっていますので、危ないですから絶対に登らないで下さい。」
蓬莱岩の先を左に折れて進むと、弓池の向こうに草津白根山を見ることが出来ます。
インターネットで確認したところ、「紅葉の見ごろ」ということで来たのですが、草津白根山の紅葉は盛りを過ぎていました。
写真を撮っていた方に聞いたところ、「今年の夏は暑かったが、ここに来て気温が下がり、連日 霜が降り 一気に紅葉が終わってしまったようだ・・・」とのことだ。
日陰では 拍息も白く 霜柱も立っていた・・・