Kaakaの世界/トレッキング
信州 入笠山と高島城 _ 前編(2020.10.02)
〇 2020年10月2日(金曜)
今日はChanが勤務する会社の創立記念日で、会社が休みです。
そこで、2019年7月13日以来のトレッキング・・・ 目指すは 長野県伊那市と諏訪郡富士見町にある入笠山。
『赤石山脈(南アルプス)の最北部にある山で、いわゆる「南アルプス前衛の山」の一つ。山頂には点名「入笠山」の二等三角点が設置されている。山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。
周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。
登山コースは複数あり、徒歩では沢入登山口からのコースが一般的。
一方、北東側の斜面に富士見パノラマリゾートがあり、冬季はスキーやスノーボードを楽しめ、夏季はハイキングやトレッキングだけでなく、日本最大級のマウンテンバイクのダウンヒル (自転車競技)コースやパラグライダー教室の体験もできる。』(ウィキペディアから要約)
11時10分 富士見パノラマリゾートに到着(標高1,050m)。
今回は、ここからゴンドラに乗って登ることに・・・
確かにマウンテンバイクをゴンドラに乗せる方達がいました。
さて、2020年この年は「コロナ渦」(COVID コビット-19)、ゴンドラ内もマスク・・・、
山頂駅(1,740m)まで、一気にゴンドラで・・・
11時50分 山頂駅の気温は13.5℃。
山頂駅付近には「入笠すずらん山野草公園」があるが、この時期なのでここをパスして入笠湿原へ・・・
12時9分 入笠湿原(1,734m)は高層湿原に区分され、花暦は5月に始まり、6月中旬のすずらん・・・、
そしてこの時期はご覧の通りです。
12時50分 花畑を通過・・・・
しかし、花は、ほぼ皆無・・・
入笠山直下には、山頂への2つのルートがある。右回りの「迂回コース」と、左回りの「岩場」・・・
さて、どちらを選択するか?・・・
KaakaとChan あと何年分の体力があるか? 今しかない「岩場登り」ということで、左回りを選択。
しかし、登ってみると単なる岩のあるコースということで、鎖場は一ヵ所、しかもその鎖の長さは1.5mだけでした。
13時25分 入笠山頂です。
さて、「入笠山」をなんと読むでしょうか? 「にゅうかさやま」と読みます。
富士見パノラマリゾートのパンフレットによれば・・・
春:澄み切った天空の花園へ/可憐な花々に春の歓びを感じる
夏:爽やかな夏の入笠山/色とりどりの山野草が咲き競う
秋:黄金に染められた感動の絶景体験/大自然の雄大さを体で感じよう
山頂には点名「入笠山」の二等三角点(1,955m)が設置されていた。
山頂からは南・中央・北アルプスまで360°見渡せる大パノラマ。
これを、約180°のパノラマ写真2本で下に紹介します。
下山は、「大阿原湿原」(おおあはら)を見てから降りるには時間がないので、その手前の「首切清水」経由で降りることにしました。
14時5分 法華道/佛平峠(1,850m)の看板を発見。
『長野県の諏訪と静岡県の秋葉を結ぶ信仰の道「秋葉街道」(現在の国道152号線)は「塩の道」とも言われ、この秋葉街道と入笠山を横断し甲州街道とを結んでいる古道が、法華道である。この法華道は、山梨県の身延山から法華宗(日蓮宗)を広めるために高僧が歩いた道でもあり、甲斐の国と信州高遠を結ぶ全長約22kmの道程。』(「八ヶ岳自然資源研究所」から要約)
14時12分 「首切清水」
何という名称なのでしょう・・・ 案内看板を載せました。読んで字のごとしです
この辺りに来ると、奇妙な光景が現れた・・・ 木々の枝に「とろろ昆布」が付いたような光景です。
帰宅して調べてみると「サルオガセ」(猿尾枷)という植物で、「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」と紹介されていました。
いちおう葉緑素を持っていて、光合成をするらしく、霧の多い深山の木に付き、体で霧中の水分を捕集することから、別名「霧藻」というらしい。
見た目が「とろろ昆布」なので、食べてみた人もいたようです。そのコメントは次の通り。『サルオガセは食べられます。煮ると若干やわらかくなります。しかし喜んで食べるようなものではありません。美味しかったらみんなごっそり採るでしょう。いっぱい生えているということは、美味しくはないということです。』
14時25分 「八ヶ岳ビューポイント」を通過・・・
14時53分 入笠湿原を通過。
17時 本日の宿、蓼科グランドホテル 滝の湯 に到着
なぜ このホテルにしたか・・・
2013年9月26日に 「蓼科・北八ヶ岳・清里」、2016年9月29日にも「長野県/松本城天守と美ヶ原高原」と題してトレッキング・・・ このとき Chanは中国赴任中で、中国の国慶節での一時帰国中のトレッキングでした。
さて、このホテルにした理由・・・ 2013年にこの「滝の湯」に宿泊した際にKaakaがマッサージしてもらったマッサージ師のマッサージを受けたくて・・・
※ もちろん、2016年にもマッサージを受けています。
ホテル内のマッサージでなく、ホテル外からくるマッサージ師で、ホテルの経営者も変わり、「女将に頼んで、今回特別に部屋に入ったが、今回が最後!」とのことです。
『リンパを流す』とかの説明をしながらのマッサージ・・・
後編は ここをクリック してご覧下さい。