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Kaakaの世界
トレッキング/栃木県 三峰山(605.0m) 後編(2011.01.10))

 前編はここをクリックしてご覧下さい。


ベンチ 6. 御嶽大神御岩戸入口に到着

 10時35分 「御嶽大神御岩戸入口」(おんたけおおみかみ?)という石碑の建つ岩場の下に出た。ベンチがあり一休みできる場所だが、そのベンチはかなり朽ち果て、あと数年で利用は不可かな?

 さて、斜度80度はあろうかという岩壁には鎖がぶらさがっていて、その上が「お岩戸」らしい。Kaakaはしきりに登りたがったが、ここでお会いした人の話では、死人が出ているという情報を貰い、Kaakaもやっと諦めたようです。
御嶽大神御岩戸入口 鎖場  自宅に帰りWebを確認したところ、
     鎖をよじ登ると小さな岩穴があり、ミニ鍾乳洞になっていて、
     祠が祀られていた
との書き込みがありました。
標識  さて、ここで道が分岐します。左に三笠山 右に奥ノ院
私達は奥ノ院を目指すために右に回り込みました。
まもなく、表日光連山の山並みが目に入ってきましたが、足元が崩れそうなガケ?となっているために、十分に注意が必要です。
 2008年9月14日、奥ノ院へ向かう この谷筋の巻き道を50m程歩いた所で、女性が深く切れ落ちている右側の崖に落ち死亡したそうです(女性の救出にあたった者も崖から転落し、全身打撲の負傷をするという二重事故)。
下の写真のような景色に見とれることなく 慎重に歩きましょう。
ベンチ 鎖場

奥ノ院 標識 杉林 7. 奥ノ院

 崖を通り過ぎると、日が差さない杉林の中に入る。
これを抜け、峠にある分岐の道標にしたがって右に行くと奥ノ院がある(11時10分)。
三尊立像 ここには、左から 神皇産霊尊(かみむすびのみこと)、天之御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)、高皇産霊尊(たかむすびのみこと)の三尊立像があった。神皇産霊尊だけが、女神であるともされる。
ウィキペディアによれば、
『「古事記」上巻の冒頭では、天地開闢の際、高天原に以下の三柱の神(造化の三神という)が、いずれも「独神」(対となる夫婦神を持たない神)として成って、そのまま身を隠したという。
  ・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) - 至高の神
  ・高御産巣日神(たかみむすひのかみ) - 征服や統治の神
  ・神産巣日神(かみむすひのかみ) - 生産の神
その次に、国土が形成されて海に浮かぶくらげのようになった時に以下の二柱の神が現われた。
  ・・・以下省略・・・』

 さて、ここ奥ノ院は展望が開け、これから行く三峰山方面が望める。右側の山肌が山頂近くまで削り取られているのが見てとれる。
もうすぐ山頂までも削り取られてしまうのか・・・?
 なお 遠くには 筑波山も見え、この山で一番の休憩場です(逆にいえば、ここ以外に良い休憩場はない)。
三峰山 筑波山

石灰採取 特に危険 立入禁止 8. 三峰山

 峠にあった分岐の道標まで戻り、尾根に沿って進むと古澤石灰工業株式会社の「 立入禁止のお願い」の看板があった(11時33分)。
この先には、右側に立入禁止のトラロープが張ってあり、まもなく「 発破作業中につき特に危険です」と書かれた看板と共に、石灰採取場が眼下に広がって来た。  トラロープに沿って進むと、剣ヶ峰(けんがみね)に出るはずだが 標識が見つからず通り過ぎてしまった。
荒れた道を下り、気がついて振り返って見たあの峰が剣ヶ峰だったようです(左下の写真)。
剣ヶ峰を右側に巻いて下り、稜線上にある窪み(八坂様入口)を超え、登ったところが権現山(ごんげんやま)で、分岐の標識があった(11時55分)。
左に三峰大神への鎖場とあるが、この山での冒険は避けた方がいい。
 右の杉林に入り、急坂を下ると倶利伽羅不動尊の分岐に至る(12時5分)(右下の写真)。
この分岐は三峰山(往復路)の方向に向って登っていく。
分岐看板 分岐看板 剣ヶ峰? 荒れた道
看板 三峰山山頂 山頂祠  さて、三峰山山頂を目前に道を見失ったり、いつの間にか、立ち入り禁止のトラロープに行きどまってしまった。登山道をトラロープが塞いでいた。
ここで、右手の方向を見ると小さな石祠が見えたので、その方向に行ってみると、その先の右に 三峰山山頂(605m) の標識があった(12時23分)。
 しかし、全く展望なし。
そこで、ガイドブック等で紹介されているように少し先に行ってみた(Chanの後ろにある藪の向こうに10mほど)。
眼下には山頂真下まで 石灰採取場 が迫っていました。あと何十年? いやあと十数年で山頂まで来てしまうのか・・・
石灰採取場

− フリー百科事典「ウィキペディア」 より抜粋 −

 鍋山(三峰山)は、西側に良質な石灰を産出する為、石灰の生産工場が、山の西の麓、旧葛生町羽鶴に集中している。石灰の掘り起こしは古くから行なわれており、鍋山の下にはかなりの空洞があるとされている。
また鍋山の西側は頂上付近まで削り取られていて、原形を留めていない。山頂にもすでに陥没した跡がある。
ハイキングは容易な山だが、山に入った際、たまたま大地震に見舞われると、山頂が更に陥没する危険がある。よって、特にこの山の山頂付近の藪コギは、それ自身は容易だが、止めるべきである。また、石灰や土砂の採掘現場も近く、そこへの立ち入りも、崖になっていて危険である。
 なお、神社の関係者が、山の東側を修行に使っており、日本の神話の神の像のある奥の院が、山頂の北東の外れにある。そこへ行く山道は恐らく神社所有だが、一般人も現在の所無料で、拝顔を兼ねたハイキングの為の入山が黙認されている。

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 遠方に見えるのは雪がかぶった表日光連山の山々。
表日光連山

倶利伽羅不動尊 倶利伽羅不動尊 9. 倶利伽羅不動尊

 山頂から倶利伽羅不動尊の分岐まで戻り、右に下山すると巨大な岩が目に入ってきました。その岩の洞窟が倶利伽羅不動尊(くりからふどうそん)です(12時40分)。
帰宅後にフリー百科事典「ウィキペディア」で「倶利伽羅」を調べてみた。
『倶利伽羅とはインドのサンスクリット語で、「剣に黒い龍の巻きついた不動尊」の意。』とあっが、龍に見える何かがあったのだろうか・・・?、中を見上げると何かが?
確認できた方はKaakaまでメール下さい。

10. 浅間大神鍾乳洞

 道標通りに、下山を開始。杉林の中を通り浅間大神(せんげん)/(旧)粟野町指定文化財鍾乳洞を目指したが、次に現れたのは「これより5分」の看板であった(13時)。左上を見上げると、金属製の梯子が見えた(写真撮影なし)。そこが浅間大神鍾乳洞のようだ。
案内図 つらら 案内図 案内図  Chanは戻ろう(登ろう)としたが、Kaakaはその気がなかった。
仕方なく、下山道脇にあったツララを見ての下山となった。
足場の悪い道が続き、再び「浅間大神鍾乳洞まで30分」を案内する看板に出会った(13時15分)。
駐車場 11. 無事に下山

 13時23分、御嶽山神社脇の駐車場が見えてきた。
 今朝は1番乗りでの到着であったが、ここからは5台の車が見えた。山中で会ったのは3人・・・、少なくともあと一人(一組)が山中にいたことになる。この時期、登山客は少ないようだ。

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