Kaakaの世界 /kaakaの園芸 /イチゴ とよのか(豊香)
〇 2019年6月2日 イチゴの「とよのか」(豊香)を4本植えました。
「とよのか」は農林水産省野菜茶業試験場久留米支場にて「ひみこ」×「はるのか」を交配して育成され、1984年(昭和59年)に品種登録された。
甘味と酸味のバランスがよく、香りも豊か。果汁も多めで日持ちもよく、質の高いイチゴとして長年にわたりシェアを維持し、暖地向きの品種なので、福岡県をはじめ佐賀県や長崎県、熊本県など主に九州で栽培され、多くが西日本で流通していました。栃木県で生まれた東日本の「女峰」と共に『東の女峰、西のとよのか』と言われるまでになり、1990年代後期あたりまでイチゴの品種としては「西の横綱」とまで言われていました。
近年は、より優れた品種である「あまおう」の登場により世代交代が行われた。
「豊香」「豊の香」と表記されることもあります。
○ 7月21日 ここまで伸びてきましたが・・・
奥に植えたのが「豊香/とよのか」で順調に伸びたのに対して、手前の「とよのか」は成長が悪い。
品種的には同じなのですが、苗を販売した会社が違います。
来年が楽しみです。
○ 11月16日 もうこれ以上は、植え替え時期を延ばせません?
2019年の夏 酷暑 猛暑 ・・・ が続きましたが、秋には台風15号、19号とアメ・あめ・雨・・・
我が家の裏庭の家庭菜園は長らく水浸し状態が続き、こんなに成長したイチゴ「とよのか」ですが、葉の色を見てもらうと、水につかってしまったことが、白っ茶けているところから推測できると思います。
1週間前までは、一番低い場所には長靴でなくては入っていけないほどでした。それでも長靴が土の中に入っていきます。
本来は、苦土石灰と化成肥料を入れて2〜3週間放置後に植えるらしいが、これ以上の遅延はできないと判断し、一気に苗を植えることにしました。
高畝にして、2列に植えることが推奨されているようなので、1畝はそのようにして作ってみました(左下)。
来春、この畝はマルチを被せてみます(下中央)。
その他に、1列のものを3畝作ってみました(右下)。
来年が楽しみです。
〇 2020年3月7日 マルチを張る。
数日前、いちごの花を見つけました。
と言うことで、マルチを張ることにしました。
株と株の間に化成肥料を施し、その後にマルチ張り・・・。
マルチの張り方をネットで調べると・・・
1) 苗の近くに割りばしを刺しておく。
理由は、後でわかります。
2) マルチを張り、マルチを上から押さえると、割りばしの頭が出てきます。
3) 割りばしの周囲を 十字に切り、
中からイチゴの苗を出します。
割りばしは、その目印でした。
さあっ! どんなイチゴが実のるのかな?
○ 2020年9月20日
今年のいちごは、手入れをせずに放置したことにより、ランナーばかり伸びて、実があまりつかなかった。
来年に向けて、準備です。
さて、マルチを張ることを考慮して畝幅を決めましょう。
【台形畝の畝肩幅の決め方】(色々なサイトに出ています)
農業用マルチシート幅は、複数の種類があり、95cm幅のものは60〜80cmのうね幅に、135cm幅のものは80〜90cmのうね幅に使用するのが基本です。
しかし、「台形畝」には幅の他に高さがあります。そこで、畝の高さを考慮した時の畝肩幅の決め方(目安)を紹介します。
畝肩幅UW=マルチ幅MH―(畝高さUH×2+20)
例えば、マルチ幅95pで、平均的な畝高さ15pの台形畝を作ろうとしたときの畝肩幅目安は45pとなります。
UW=95―(15×2+20)=45
マルチ幅75pなら、畝肩幅目安は25です。
逆に、畝高さ15pで、畝肩幅70pとしたいときのマルチ幅は120pとなります。
MH=UW+(UH×2+20)=70+(15×2+20)=120
なお、高畝にしないときは、単純に畝高さUHを0pにすればいい。
例えば、マルチ幅95pで平にマルチをはるときは、畝幅の目安は75pです。
UW=95―(0×2+20)=75
今回は、マルチ幅95pを使うことを想定し、畝高さ平均12.5pとして50pの台形畝を3本作りました。
まず、耕した後に○○を撒き、次に化成肥料を撒き、更に耕します。
両側を「さく引き」で引き、その時出た土を畝の中央に上げて、台形の高畝にしました。
「さく引きとは何?」・・・という方もいるでしょう?・・・
「有機栽培」や「無農薬栽培」の必須アイテムとして「さく引き」に注目が集まっていまるそうです。
我が家の年代物「さく引き」は右写真の通りです。
ネットで調べると2万円強で売られていました。