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KaakaChan's World / Kaakaの世界・トレッキング
茨城県側から鶏足山経由で、栃木県・焼森山のミツマタ群生地を歩いてきました_前編 (2018.03.25)。

三椏群生地

 ミツマタが咲く頃だというので、事前にネットで調べ、毎年の開花状況からこの時期ならOKと判断して鶏足山経由でミツマタ群生地を訪れることにした。
 この時期、Webに載っている記事では、8時台前半には駐車場から歩き始めるという。
 9時35分 ChanとKaakaが着いたのはこの時間です。やはり上赤沢の駐車場は一杯で、路肩駐車も多数・・・・ でも、チョット無理して駐車場の中に停めました。
登山口看板には『弘法大師 御修行の霊山』とあった。
登山口 上赤沢 上赤沢
案内看板
 9時47分 案内看板があるところに来ました。海抜185.0mだという。
これから登る鶏足山までの標高差は238m程です。
道標 登り口 位置情報
急坂 中宮跡  9時54分 「浅間神社中宮跡」の看板を見つけたものの、それらしきものを確認できず。
鶏足山までは、最初からケッコウな急坂が続きます。
赤沢富士 看板  10時4分 富士ヶ平山(別称:赤澤富士)に到着。
小さな浅間神社がありましたが、写真撮影を忘れてしまった。残念!
案内
 いろいなサイトに「鶏足山登山案内図」「鶏足山登山ガイドマップ」「焼森山・鶏足山登山マップ」が掲載されているが、これが微妙に実際と違っています。
この後に出すマップが一番近い?
道標 位置情報 10時12分 富士ヶ平山の変形十字路に到着。

 道標の一番上「鶏足山山頂」の矢印が消されています。
登り口 道標  左奥側を確認すると「鶏足山山頂」の手作りの新しい看板がった。

変形十字路? もしかして今回のように足を休めて、思案する者がいるのでしょうかね・・・・

 でも、広い道幅の十字路で、まさかガレ場のようなところを登って行くとは・・・と考えたものの、この手作り看板を信じて進むことにした。
写真 富士山  10時25分 「富士山」の看板がありました。

 ここが、富士山が見えるビューポイントなのでしょうが、今日は見ることができませんでした。
そこで、案内看板の富士山を撮ったので、実物を想像しながら見てください。
 10時35分 「赤沢二等三角点」の看板がありました。
しかし、「赤沢二等三角点/鶏足山へ260m→/ここは海抜430.5m」とも書いてあります。
数メートル離れたところには「山頂/鶏足山」の看板もありました。ここが山頂なの/違うの・・・
鶏足山 鶏足山 鶏足山
鶏足山  帰宅後に、ネットで調べると、2017年の春頃までは、右写真のような看板だったようです。
    ※ 申し訳ありません、どなたかのサイトからの引用です。
      そのサイトがどれなのか見つからなくなってしまいました。

「赤澤山頂/鶏足山→」とあるのを確認できますか?
この看板の「赤澤」「→」を消したのが現在の看板のようです。
 ということで、260mほど北に向けて歩きました。
鶏足山  10時42分 鶏足山(けいそくさん)に到着。祠があり、360°の展望のある山頂です。

 先程の南峰には「赤沢二等三角点」「山頂/鶏足山」の記載があるが、ここは「鶏足山」しか書かれていないが、ここが鶏足山頂なのでしょう。
 さて、鶏足山と呼ぶ山は、高い順に徳島県三好市にある標高955mの山、三重県亀山市と鈴鹿市に跨がる野登山の別名(標高852m)、岡山県高梁市にある標高586mの山、そして今回の鶏石山430.5mです。
 その他に、大韓民国大田市大徳区にある標高424mの山「キェジョクサン」もあり、更には古代インドのマガダ国の山もそう呼ばれていたとか・・・

 例年1月14日には、鶏足山の山頂(荒天時は赤沢登山口)で徳蔵寺の住職が登山者の安全を祈願する「初祈祷厳修」が行われているようです。

【弘法大師と鶏足山】
 平安時代の弘仁年間(810〜823年)、弘法大師空海上人が布教のため百沢(峰)ある土地に寺を開こうと、この地にやって来ました。当時この地は、大干ばつが続いていました。
飢饉に苦しむ村人を助けようと、八瓶山の山頂で八大竜王に降雨を祈り、見事雨を降らせ村人を飢餓から救ったと伝えられています。そして、弘法大師はこの八瓶山の南山麓に徳蔵寺を建立しました。
看板  その後、弘法大師はこの地に滞在し、大沢(現在の城里町大字下赤沢地内)に入って修行を続けられました。ある朝、弘法大師が護摩修行をしていたら、鶏の鳴き声がしました。「こんな山に鶏がいるのか」と不思議に思い山に登ってみたら鶏冠(とさか)の形をした大変大きな岩(「鶏石」と呼ばれています)があったので、この岩が鳴いたのだろうと、この山を「鶏足山」と命名したとされています。
 意外に知られていませんが、「鶏足山」という名称の山は海外(仏教発祥の地インド、そして中国)にも幾つかあります。特に中国では、四代仏教名山の一つにも数えられており、今日でも鶏足山信仰が行われています。
 茨城県と栃木県境のこの鶏足山にも弘法大師が護摩を焚いて修業したという「護摩焚石」がありますが、海外のそれの多くが山頂に寺院を建立し、修業の場としたのには共通するものがあり、あらためて信仰の伝播と不思議さには驚かざるを得ないものがあります。

平成十九亥年十一月吉祥日
鶏足山環境保全グループ建立
引布山金剛寺院徳蔵寺第九十世
金剛佛子沙門教司撰文
看板 看板
 10時49分 弘法大師が護摩を焚いて修業したという「護摩焚石」です。

 10時55分 この先に「鶏石」があるようですが、先を急ぐのでここを左に曲がり 焼森山の『ミツマタ群生地』を目指す。

 後編は ここをクリック してご覧下さい。

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