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PROFILE『Chanの某国滞在記』/ 云台山南麓の東磊風景区を歩く _ 後編

2016年7月3日

コース

 前編はここをクリックしてご覧下さい。

 8時50分 東磊風景区のガイドマップは「仙人洞」で終わっています。 しかし、まだ道は続いているので、冒険心で『何があるのか』歩いてみました。
この沢の水を取ろうとしたパイプも道の横に続いています。
 9時10分 ただ道があるだけで、その先に何があるのか見当もつかず引き返すことにした。
引き返す パイプ その先
沢 畑

 9時27分 道の途中途中には小さな畑があり、誰かがここまで来て手入れしているようです。

 9時35分 沢に出てきました。
パイプ 木道  9時40分 「鴿石」「飛来石」に向かう木桟橋のある分岐に来ました。

この辺りの沢を見ると、何本ものパイプが確認できます。
沢の水を自分の家にひくためのモノです。国定公園内で、美観を損ねるこの方法を許しているのは、この国の お国柄なんでしょう・・・

 木桟橋で沢を渡ると、右手に急な階段が待っているので、それを登ります。

 9時46分 息も絶え絶え登り切ると、その先は3分岐です。

左に行くと「鴿石」「飛来石」、真っすぐは分かりません。
右に行くと、大岩があり これまで歩いてきた沢を上から見下ろすことができます。
歩いた沢 ガッツ

 大岩の上で記念撮影し下を覗くと、今日歩いてきた沢を見ることができます。
 ここまで、今日は誰一人と会うことなく歩いてきたが、この東磊風景区は看板・道標を比較的親切に設置してくれているので安心です(左下写真)。
 9時52分 「鴿石」の看板を見つけました。「鴿」は「はと」と読みますが、日本では平安時代に「イエバト(鴿)」と「ヤマバト(鳩)」とは区別されていたようです。この国ではどうだったのだろう。
さて、この石は、龍王が龍池に逃げてきた物語?があったそうで、「平和と静けさの象徴」という看板の記載があったが、看板の写真の石と同じ部分がどれなのか分からなかった。
鴿石 看板 道標

 10時 左手を見ると、谷を越えた更に先に、今朝登ってきたときに見た寺院が見えてきました。
電線 家  こんな山奥に、石でできた家がポツリとありました。
この辺りには3軒の家が点在し、電気もひかれています。
でもよく見てください。
電柱は、手近にあった自然の木を使った簡易的なものです。
時には、自然の大木に碍子を取り付け天然電柱にしているのも見かけました。
なお、途中、変圧器など一度も見たことはなく、220Vのこの国でも ここまで来た電圧はどの程度なんでしょう・・・
飛来石 看板  10時5分 「飛来石」の看板がありましたが、山頂の上に石が乗っているところは確認できませんでした。
もしかすると、右写真の木々の後ろに隠れているのかもしれません。

看板によれば 『孫悟空』や『孫悟空を産んだとされる「石」』の事が書かれていました。

猫の額
 よく言ったモノです 『猫の額ほどの田畑・・・』
こんな人里離れた場所にも、耕されたばかりの畑がありました。


 10時10分 「石海峰」の看板がありました(下の写真)。
昔の強烈な地質変動で出来た天然の奇岩に、いろいろな名前を付けているようです。
石海峰 石海峰 看板
 10時17分 中国三大宗教の一つ道教の寺院/延福観に来ました。改修工事中だったので、中をよく見ることなく出てきてしまった。
延福観 延福観 延福観
岩  帰宅して調べたところ、延福観には四本のモクレンの木があり、そのうちの1本は樹齢約850年で「中華玉蘭」と呼ばれており、他のものも樹齢200年ほどだと言う。毎年春は、雪のように真っ白で雅な花が枝一面に咲き誇り、樹木の緑に映えて俗世離れした美しさを見せるとのこと。機会があれば見てみたいものです。

 さて、延福観のはずれには、道路の左右に大きな岩があり、文字が朱彫りされていました。
記念撮影しようとすると10人ほどのグループが来て、いつものように三脚の前でも何でもお構いなしです。
行き過ぎるのを待って撮影しました。
ところで「登山観海」、同じ文字を孔望山の龍洞広場でも見ています。孔望山は、孔子が高弟二人を連れて登り海を眺めたと言われています。ということは、ここからも海が見えたのでしょうか???
登山観海 登山観海 登山観海
東磊風景区の入口方面
 10時27分 延福観を通り過ぎ、駐車場まできました。ここから東磊風景区の入口方面を見た写真が右のモノです。
このまま歩いて行くと、入口とはかなり離れたところに下りてしまいそうなので、戻ることにしました。

 戻りには手こずりました。上のガイドマップでいえば、当初は玉皇台を通り、八仙洞〜三磊石を経て入口に戻ろうとしましたが、その道が見つからず、いつの間にか同じ道を戻ることになってしまいました。
 11時29分 そんな訳で 帰りは20分ほどタイムロスして、石段まで戻ってきました。
この石段と並行するように、岩の間を抜けるようにして上り下りする階段があります。次回はそれを使って上り下りしてみます。
遊歩道 洞 石段
鉄筋 構造
 さて、途中 典型的な某国の民家の作りを写真で紹介できる工事事例を見つけました。
組んだ鉄筋をところどころに入れ、ブロックを積んでいきます。そして、鉄筋のところを木枠で囲みコンクリートを流し込んで柱とします。その後は、木枠を外し、ブロックの上から薄くモルタルを塗り、まるでコンクリートで壁を作ったようにして家が出来上がりです。
内装は別として、平均的な2階建ての家は、中位の車格の車一台の値段で出来るようです。

 11時50分 駐輪した電動自転車まで戻ってきました。「15378歩」です。

 12時45分 今日も無事 マンションに戻る。

 来週は、海外出張の可能性があり、お休みするかもしれません。では、またの機会に・・・

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