KaakaChan's World(Chanの某国滞在記)/上海蟹と秋の花果山(2014.10.30-11.02)
後編 今年8回目の花果山
前編はここをクリックしてご覧下さい。
○ 2014年11月2日(日曜)
8時15分 いつもより少し遅い出発です。目指すは秋の花果山、何かこれまでとは違った花果山が見られるだろうか。
今年から登り始めた花果山 5/10、5/18、5/25、6/8、6/22、8/10、10/12 そして今回が8回目です。
8時53分 花果山駐車場に到着。ウインドブレーカーのようなものを着て電動自転車に乗りましたが、寒いっ! そろそろ冬支度が必要です。
9時35分 九龍橋(jiu long qiao )にある「激情漂流」(ji qing piao liu)の看板に到着。
激情漂流は、全長が1060メートル、高度差が230メートルのウォータースライダーです。
今日は、これまでに歩いたことの無いルートで山頂を目指すことにしました。激情漂流に沿って山頂を目指します。
激情漂流の終点は池になっており、周囲は僅かに色を変えた木々が見られ、水面にはロープウェーが写り込んでいました。
このようなウォータースライダーを下る冒険を某国民はやるのだろうか? 料金は 確か140元だったかな(アルバイトが時給10元の物価です)。
紅葉です。某国にもありましたよ 紅葉が・・・
9時52分 激情漂流の上の乗り場に到着です(中央写真)。ここからウォータースライダーの様に滑り落ちるようです。
9時58分 定海神針(ding hai shen zhen)/ていかいしんじんという看板がありました。
一般には、『その昔、古代中国の「禹(う)」という王様が、江海の深浅を測るのに使ったという巨大な鉄の棒(伝説の宝物)のことのようで、重さは約8トン、長さが5m30pとも言われています。
しかし、ここにある定海神針は『西遊記の中で、孫悟空が持っている「如意金箍棒」(にょいきんこぼう)』のことと紹介されています。
右下写真を 良くご覧ください。分かりましたか・・・
しかし、どう見ても俗に言う「如意棒/にょいぼう」には見えません・・・ この奇妙な岩を見た誰かがあとから名付けたのでしょう。
黄色く色づいた 大イチョウの前で記念撮影。
10時38分 迎曙亭(ying shu ting )まで来ました。山頂はその先です。
10時40分 山頂です。
江蘇省最高峰・云台山(yun tai shan)の「玉女峰」(yu nu feng)の石碑の前で記念撮影。
江蘇省測量局のプレートには「高程:624.4米」とあります。そのプレートのある場所で記念撮影。
山頂の北北東には「遥鎮洪流」(yao zhen hong liu)を見ることができます(右下の写真)。
さて、今年から登り始めた花果山、5月10日に始まった花果山トレッキングも今日で8回目です。これまでの7回は、PM2.5なのか山頂からの眺望なしでしたが、今日は周囲が見えました。下の写真は、山頂から見た西方面です。
南西方向を拡大したのが下の写真です。私が住む町と工場があるはずですが、見当がつきません。
11時9分 「水簾洞」(shui lian dong)に到着。
水簾洞は、『「西遊記」の中で孫悟空の実家としての水簾洞の原型』とされています。
さて、何やら大騒ぎ・・・、原因は 虹が 手の届く範囲に写っていたからです。
皆さん、虹が見えますか。
11時22分 「三元宮」(san yuan gong)まできました(左側の写真)。
11時36分 「九龍橋」(jiu long qiao)まで降りてくると、バス乗り場は人が一杯です(右側の写真)。
11時54分 18組(種類)の階段がある「十八盤」(shi ba xuan)の中段あたりから見た 町並み です。
12時5分 花果山山門まで下山してきました。
秋の花果山ということで 少しは期待して来たのですが、日本の秋とは違い わずかな変化しか確認できませんでした。春や夏と違う山の色でしたが、ほとんど紅葉の「赤」が無い状態です。
さて、花果山は云台山の玉女峰を中心とした周囲の山の総称(略称)のようで、云台山は多くの峰を持っています。右写真の峰もその一つですが、登り口が分かりません。某国ではトレッキング・ハイキングマップなどないようです。
マンションに戻る途中、荷台付自転車で大荷物を運ぶおばちゃまにあいました。電動自転車有、バイク有、自動車有、トラック有のこの国でも、まだまだ人力運搬車は健在のようです。
13時 今日も無事 宿舎のマンションまで戻ることができました。
次回は、「草魚釣り?」の予定です。
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