KaakaChan's World(chanの某国滞在記)/鳳凰山・碧霞宮 後編(2014.07.27)
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8時31分 碧皇宮の左脇を回り込む様にして裏側に出ました。
何やら、岩欠の山です。写真には撮りませんでしたが、二人の中年女性が火を燃やして何やら祈っていました・・・
そ21:28 2014/07/31んな中、木陰には某国民衆が4人集まって遊べるような場所が確保されていました。神仏の場所にまであの遊びは持ち込まれているのですね・・・
裏側から碧皇宮の正面に周り込んでみました。
三仙姑府(san xian gu fu)という建物があり、その中には三仙姑救萬民(san xian gu jiu wan min )と書かれた女性?の神様が祭られていました。
三仙姑は、中国三大宗教(儒教・仏教・道教)の一つである道教(どうきょう dao jiao)の伝説人物で普通は「三霄娘娘」(san xiao niang niang )と言われている雲霄(うんしょう/ビーナス)、瓊霄(けいしょう/クイーン )、碧霄(へきしょう/マドンナ)の女性の神様3人のこと、更に「三仙姑救萬民」とは「三仙姑は人間を救う」との意味だそうです。
三仙姑府の右隣が碧霞宮(へきかきゆう/bi xia gong )の本殿のようです。
この碧霞宮については、すでに前編の冒頭で説明済みです。
8時57分 碧霞宮を後に下山を始めると、車道に出たあたりから右遥か前方の峰に何やら不思議な形の人工物?を発見。
車道を歩いて行ってみることにした。
舗装道路がなくなったあたりで山羊の放牧に遭遇。
その先には再び舗装道路があり、これから訪れる南側の峰へと続いているようにも見えた。
しかし、南側の峰を目指すには この先獣道のような道を歩くこととなる。
最後は 削り取られた峰の縁(フチ)を歩いて山頂を目指すことに・・・
縁を歩いて足を踏まはずすか、縁が崩れるとご覧通り真っ逆さま・・・
9時15分 鳳凰西山の北側の峰に到着しました。
人工物とは思っていましたが、レンガ造りでモルタルで固めたもののようです。日中戦争時に飛行機を迎え撃った軍の施設ではないでしょうか?
南の峰の先に足を運ぶと、なにやらその下には車が通れる下山道が続いていることが確認できました。
今日は、この南の峰から西側の道路に下山を試みました。見えてきたのが自動車教習所です。簡単なコースしかなく、S字走行と車庫入・縦列駐車の練習の様子が見えました。
9時20分 車道を戻るように歩くと、中央の峰と、その先に続く舗装道路とさらに先の北の峰の碧霞宮が見えてきました。
9時35分 中央の峰に到着。訳の分からぬ窓のない建物があり、その先からは碧霞宮が良く見えました。左下は石を人工的に削り取った崖になっており、その下は人口の池のようです。
中央の峰から降りてまもなく、舗装道路を外れて北に向けて進む(直進)細い道を見つけて歩いてみました。
その先は何故か雑草が枯れてり、人の進む道を人工的に確保しているように思え、途中には岩がくぼんで洞窟のようにも見えるものも見つけました。
この道の先には、お墓が点在しており、お墓参りのために除草剤を散布して雑草を枯らしているようです。
10時18分 結局、その先には見るべきものが無く来た道を引き返し、電動自転車を駐輪したところに戻ってきました。
さて、来週の為の 行くべきところを探すことにしました。
花果山のある前云台山の南端のどこかに登り口がないか探してみましたが、看板も無く、行き止まりばかりでした。
10時42分 荷車を引いた水牛?に遭遇。牛ではありません、たぶん水牛です。
某国に赴任して荷車を引くロバを街中で何度か見ましたが、ここは田んぼが広がる田園地帯です。水牛を見ました。
もう一つ、日本では見られないものを見つけました。右下の写真の注意書きです。どんな意味でしょうか?
『田間地頭放火者 罰金2000元、拘留15日』と、田園地帯のトイレの外壁に書かれていました。
この意味は、『畑や畦で放火した者は2000元の罰金と拘留15日の罰に処す』ということのようです。すなわち、田舎の畑や田んぼで、稲藁や麦藁を燃やした者に対する罰則が書かれていたのです。そうしないと、収穫が終わるころの季節となると藁を燃やした煙で空気汚染が深刻になるほど進むのだそうです。
11時10分 今日も無事 マンションに戻ってきました。
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