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Kaakaの世界
トレッキング/茨城県・筑波山〜帰りに/梅林〜薬王院 編(2010.04.18)

筑波山
筑波山の由来

 筑波山(つくばさん)は、関東地方東部、茨城県つくば市北端にある標高877mの山。西側に位置する男体山(標高871m)と東側に位置する女体山(標高877m)からなる。
古くは『万葉集』にも詠まれ、日本百名山、日本百景の一つに挙げられている。百名山のなかでは最も標高が低く、開聞岳(標高924m)とともに1000m未満の山。独立峰と誤解されがちだが、実際には八溝山地最南端の筑波山塊に位置している。
雅称は紫峰(しほう)。異称として、筑波嶺(つくばね)ともいう。美しい姿から富士山とも対比され、「西の富士、東の筑波」と並び称される。
 なお、茨城県の県西地方(結城〜川島)からは、男体山・女体山の2つの峰が見え眺めが美しい。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』などから抜粋


1. 筑波山梅林の駐車場へ
ハイキングマップ
 私達が最後に筑波山に登ったのは、子供たちが幼稚園か小学低学年の頃・・・ あれから20年程経つだろうか・・・。
当時は、スカイラインを利用して「つつじヶ丘駐車場」に車で行き、そこから往復しました。

 今回は、筑波山神社から男体山に登り、女体山を経て「弁慶七戻り」がある弁慶茶屋跡から筑波山神社に下山するコースとしました。
筑波山神社周辺には、第1〜第4の市営駐車場と、民間駐車場がありますが、筑波山梅林に位置する第1市営駐車場(無料)以外は普通車で500円〜800円です。
私達は、当然?第1市営駐車場に止めました。
2. 筑波山神社境内へ
ガマの油売り 筑波山神社 大鳥居
 筑波山梅林駐車場から歩いて数分で 大鳥居 に到着。
そこを過ぎると左手に筑波山神社(つくばさんじんじゃ)の拝殿です。
拝殿に近付くと口上が聞こえてきました。ガマの油売りの口上です。
口上を演じる方達が数人いて、出番を待っていました。

3. 登山開始
雪が解けた道 ケーブルカーの軌道 分岐
 拝殿の先で、左にロープウェー駅、右に登山道 と分岐になります。
さて、金曜夜から土曜朝にかけて 季節外れの雪 が降り茨城県では観測史上最も遅い積雪だそうです(降雪の記録は5月にもあったらしい)。
そんな訳で、登山道はご覧の通りの状態でした。

4. 男体山
男体山
 さて、筑波山神社は古代より山岳信仰の対象とされてきた筑波山を境内とし、
      男体山頂に筑波男大神(つくばおのおおかみ)(伊弉諾尊:いざなぎのみこと)を、
      女体山頂に筑波女大神(つくばめのおおかみ)(伊弉冉尊:いざなみのみこと)を
祀る本殿が建てられています(先ほどの筑波山南面の中腹にあるのは拝殿)。
 男体山の標高は、871m。

5. 女体山
ガマ石 セキレイ石
 筑波山には、多くの不思議な奇岩・怪石が点在します。以下の説明は、つくば市経済部観光物産課作成の「まるごと筑波山」を引用しました。
セキレイ石:この石の上に鶺鴒(セキレイ)が留まり、
     男女の道を教えたといわれています。
ガマ石:元来「雄龍石」といい、傍らに「雌龍石」もあります。
     永井兵助が「ガマの油売り口上」を考え出したことで
     ガマ石と呼ばれています。
女体山 筑波女大神
 前記のように、女体山頂には筑波女大神(伊弉冉尊)を祀る本殿があります。
その数メートル先に877mの山頂がありますが、大変混雑していました。
山頂で写真をとる方は、足元に注意して下さい。滑落すると大変です。
6. 筑波山の不思議な奇岩・怪石

 下山途中で見られる 岩・石 を紹介します。

 大仏岩(だいぶついわ):高さが15mもあり、大仏のように見る岩です。
大仏岩
 北斗岩(ほくといわ):天にそびえたつ岩で、天空に輝く北斗七星のように、決して動かないことを意味しています。
北斗岩
 裏面大黒(りめんだいこく):大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿に見える岩です。
裏面大黒
 出船入船(でふねいりふね):元来「熊野の鳥居石」といわれ船玉神を祀ります。石の姿が出船と入船とに並んで見えます。
出船入船
 国割り石(くにわりいし):往古諸神が集い、この石の上に線を引き、神々の行くべき地方を割り振ったといわれていまい。
国割り石
陰陽石(いんようせき):高さ10mを超える巨大な岩が2つそびえ立ち、陰陽寄り添っているように見えます。
陰陽石
 母の胎内くぐり(ははのたいないくぐり):筑波山禅定(修験の行)の行場の1つ。岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味しています。
母の胎内くぐり
 高天原(たかまがはら):「神様の世界」を意味し、天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る稲村神社が岩の上にあります。
高天原
ロープウェー  筑波山に、簡単に 又は 容易に 登るには、
   ・筑波山神社側からは ケーブルカー
   ・つつじが丘駐車場側からは ロープウェー
があります。私達の下山途中にも ロープウェーと遭遇しました。

 さて、筑波山で 有名な石・岩 といえば ガマ石 と 弁慶七戻り(べんけいなな戻り)。 古来「石門」といい、聖と俗を分ける門。頭上の岩が落ちそうで弁慶も七戻りしたと言われています。
弁慶七戻り
 白蛇弁天(はくじゃべんてん):ここに 白蛇弁天が住むといわれ。みれを見たものは財をなすといわれています。
白蛇弁天
 下山口(登山口)です。路上に「↑おやま」という白文字がありました。 この右側には ご立派な家 があり、神社などと間違って入ってくる方がいるので 道しるべ を付けたのかも・・・
登山口
 更に下にも、鳥居がありました。
登山道

7. 帰路に 筑波山梅林 に立ち寄りました。
梅林の東屋 梅林駐車場
 『筑波山の中腹に位置し、園内に散在するつくば石と梅のコントラストは独特の野趣かあります。
「展望あずまや」からは梅林全体と、富士山や東京の高層ビルも見渡すことができます。』との紹介ですが、今日は見ませんでした。

8. 更に 薬王院 に立ち寄りました。

 椎尾山薬王院は、標高200メートルの椎尾山中にあり、延暦元年(782年)最仙上人の開基による天台宗の寺院です。県内三塔の一つに数えられる三重の塔や本尊は、県の文化財に指定されていると紹介されています。
桜のジュータン 本堂と3重の塔 薬王院 看板
登山口
 奥にある 墓地 の先に 筑波山への登山口 があります。
ここらかの登山は、登山客が少ないとの情報です。
9. 今回見つけた草花
男体山で見つけた カタクリ一輪
カタクリ チョット前に、栃木県/みかも山にある かたくりの里 のカタクリ を見てきましたが、筑波山にも「かたくりの里」があるとのこと。
 今回のトレッキングで最初に見つけたのは、男体山の頂上すぐ下に一輪咲くカタクリでした。
みかも山のカタクリと比較すると 痩せていました。

 さて、筑波山のカタクリの里は、男体山と女体山の中ほどにありました。
季節外れの降雪により、雪間中のカタクリの花 となりました。
雪の中のカタクリの里 雪の中のカタクリの里 雪の中のカタクリの里 雪の中のカタクリの里

蝮草(まむしぐさ)
葉っぱが出てきました マムシのようです 先端が大きく・・・ 雪の中からマムシ草の芽が

 ニリンソウ
ニリンソウ
 『栃木県・三毳山(みかもやま)のかたくり編(2010.03.22)』に、イチリンソウ、ニリンソウ、アズマイチゲ の違いを記載しましたが、筑波山麓で見かけた右の花は、”葉の切れ込みがまばらで、葉には柄がなく直接に茎を抱いていて、葉には斑紋がある。”という特色から、「ニリンソウ」です。
ニリンソウ ニリンソウ  さて、薬王院にあったのが右のニリンソウです。”一の茎に2つ花を咲かせる場合が多いが、花の数は1〜3個と幅があり、また花期にもずれがあるので花の咲きはじめは花はひとつだけのことが多いらしい。”という特徴が表れています。

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