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Kaakaの世界
(ミニ)ハイキング/栃木県・三毳山(みかもやま)のかたくり編(2010.03.22)

出典:早春の花まつり(2010.2.27〜4.4)のパンフレット
みかもやま花暦
南口や東口からの様子は、それぞれのコーナーでご覧下さい。

 三毳山(みかもやま)は、関東平野の北端に位置し、栃木県佐野市・岩舟町・藤岡町にまたがる山で「花の百名山」としても知られている。南から中岳(209.9m)、最高峰の青竜ヶ岳(229m)、名前不明の160.5mと南北約3.5kmにわたって連なる細長い山を三毳山と呼んでいるようです。
三毳山の一部は栃木県最大の都市型公園みかも山公園となっており、山麓にはみかも山公園東口広場みかも山公園西口広場みかも山公園南口広場などが整備されて市民の憩いの場となっている。また、山の北側にカタクリの群生地があり、「かたくりの里」と呼ばれている。山麓からは何本かのハイキングコースがあるほか、東口・西口・南口の各広場からはフラワートレインが運行されているので、これを利用して登ることもできる。

1. 無料駐車場「慈覚大師誕生の地」

 三毳山(みかもやま)の カタクリ を見に行きました。
県営みかもやま公園には、南口・東口・西口の公園入口がありますが、目指すカタクリの花は、三毳山の中央やや南にある中岳(210m)の 北側付近(かたくりの園)と東側付近 そして三毳山最高峰・青竜ヶ岳(229m)の北側にあるかたくりの里に群生しています。
 さて、南口・東口・西口の駐車場は無料ですが、かたくりの里の最寄りの駐車場「かたくりの里管理センター」は有料駐車場となっています(乗用車500円、マイクロ1000円、大型2000円)。
しかし、ネットで調べると、慈覚大師誕生地 という駐車場は 無料 とのことだったので、そこを目指しました。
   ※ 旧50号(県道67号)からの入口は2か所ありますが、いずれも狭く・わかりづらいので注意。
 駐車場に着いてみて ビックリ! 100台弱は駐車できるであろう駐車場に 私たち以外の車は1台のみ・・・ここにはトイレがあるが 水洗ではない のでご注意。
慈覚大師の像 慈覚大師誕生地 駐車場  慈覚大師(じかくだいし)は、円仁(えんにん、延暦13年(794年) - 貞観6年1月14日(864年2月24日))と称される第3代天台座主。この地が誕生地として紹介した標識があったが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、下野国都賀郡壬生町にある紫雲山壬生寺(しうんざん みぶじ)の生まれと紹介され、その後、9歳で大慈寺に入って修行を始めたと紹介されています。
慈覚大師 高平寺  さらに、この誕生地から南に約500mの位置に 高平寺(真言宗豊山派) があり、ここでも ”慈覚大師円仁が9歳まで養育、修行された寺”と紹介されています。ここでおわかりのように、高平寺は天台宗から真言宗に転派(元和元年(1600年))した寺のようです。
2. 三毳山(みかもやま) と かたくりの里 の紹介です。

万葉の碑 ふるさと佐野100選 認定証 三毳山は万葉集に詠み人知らずとして次のように歌われている。
”下野の
三毳山に生えている
コナラの木のように
かわいらしい娘は
いったい誰の妻になるのだろ”
ニリンソウ イチリンソウ 3. かたくりの里

 ここ かたくりの里 に、イチリンソウ と ニリンソウの看板がありました。
一つの茎にひとつの花を咲かせるからイチリンソウ、一の茎に2つ花を咲かせるからニリンソウ・・・ な〜んて単純な訳にはいかないようで、イチリンソウとニリンソウの違いは、花の大きさと葉の形状のようです。
更に、サンリンソウもあるそうで、ニリンソウとの違いは 葉の形状 のようです。
その他に、一輪の花を付けるアズマイチゲがあるようで、これらについて各種のWeb情報をまとめてみました。

名前 イチリンソウ ニリンソウ サンリンソウ アズマイチゲ
Anemone nikoensis Anemone flaccida Anemone stolonifera ) Anemone raddeana
写真
出典:花図鑑

出典:Wikipedia

出典:YASUKO'S HP

出典:Chanの実写
一つの茎にひとつの花を咲かせる場合が多いので一輪草と呼ばれているが、かなりの頻度で2個の花を付ける時があるらしい。花の径は5cm程度。 一の茎に2つ花を咲かせる場合が多いが、花の数は1〜3個と幅があり、また花期にもずれがあるので花の咲きはじめは花はひとつだけのことが多いらしい。花の径は2cm程度でイチリンソウと比較すると明らかに小さい。 一の茎に花を3個咲かせる場合が多いが、1〜4個の場合もあるらしい。ニリンソウによく似ているが、花の径が1.5cmとやや小さい。 花が茎の先に1個だけつくので、一輪草。 「東」は関東を意味し、「一華」はイチリンソウ属の花の一名であって、「東いちげ」ともいう。
写真
出典:神戸・六甲山系の森林

出典:Wikipedia

出典:YASUKO'S HP

出典:Chanの実写
葉に柄があって、葉がシュンギク(惷菊)のように大きく切れ込んでいる。 "葉の切れ込みはまばらである。葉には柄がなく直接に茎を抱いていて、葉には斑紋がある。 " よく見ないと区別できないが明らかにニリンソウよりも切れ込みが目立つ。この写真でははっきりわからないが少しだけ葉柄があるのがサンリンソウの葉の特徴である。 浅く3葉に丸く切れ込んだ葉の形が特徴で、少し垂れ下がっているように見える。1本だけあるのと群生したもので葉の形状が違っていました。アズマイチゲのなかで種類がことなるのかも・・・

かたくりの里 かたくりの里  みかもやま公園が県営であるのに対して、ここかたくりの里は、正式には万葉自然公園かたくりの里と呼ばれ、「万葉自然公園かたくりの里管理センター」が管理しているようです(佐野市観光協会?)。
 昭和50年代の後半、三毳山の北斜面に約1.5haの規模でカタクリが群生していることが確認され、昭和62年には、カタクリの群落は、市の天然記念物に指定された。
白色の花をつけるニリンソウやアズマイチゲと競うように、3月下旬から4月上旬にかけて可憐な紫色のかたくりの花が一斉に咲きそろい、咲き乱れる。
その様子は、下のスライドで確認してください。

三毳山のかたくりの概要

4. 最高峰の青竜ヶ岳(229m,せいりゅうがたけ)にて
日光男体山 青竜ヶ岳 岩
 中岳(210m)付近にもカタクリの群生があるとのことなので中岳を目指し、まずは青竜ヶ岳に登りました。
青竜ヶ岳山頂から大小山方面のパノラマです。

青竜ヶ岳山頂からのパノラマ

カタクリの花 二人で 5. 中岳東側/かたくりの園にて

 青竜ヶ岳山頂を経て とちぎ花センター に下山しようとした時、”千葉から来た”という方が ”中岳東側にかたくりの園といういい場所がありますよ”と教えてくれました。
みかもの関跡(伝承)を左に下りて かたくりの園 に行くことにしました。

カタクリの群生

カタクリの群生

葉っぱのあるザゼンソウ ザゼンソウ 6. 湿性自然植物園

 右の写真を見てください。初めて ザゼンソウ(座禅草)を見ました。
「仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来とされる。また、花を達磨大師の座禅する姿に見立てて、ダルマソウ(達磨草)とも呼ぶ。」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

7. 栃木花センター

とちぎ花センター
 これからの季節 三毳山(みかもやま)は 大変賑わうことでしょう

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