KaakaChan's World(Kaakaの世界/旅行)
岩手県・平泉、宮城県・鳴門温泉・志津川・松嶋_(2022.10.07-09)
〇 2022年10月7日(金)
Chanが勤務する会社の 創立記念日の休みを利用しての 二泊三日の 南・東北旅行です。
まず最初に訪れたのは、岩手県平泉の中尊寺でした。
平泉には、Chanの同期3人で今から40年ほど前に訪れて以来です。
弁慶堂を通り、中尊寺本堂へ
本堂でお坊さんに聞くと、
中尊寺は嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)
によって開かれた。その後、12世紀のはじめに奥州藤原氏初代清衡公によって
大規模な堂塔の造営が行われた。
Chanが赴任していた中国江蘇省連縁港にも慈覚大師円仁の足跡があったことを思い出しました。
さて、右写真の金色堂は中尊寺創建当初の姿を今に伝える建造物で1124年(天治元年)、奥州藤原氏初代清衡公によって上棟されたという。
内外に金箔の押された「皆金色」と称される金色堂の内陣部分は、はるか南洋の海からシルクロードを渡ってもたらされた夜光貝を用いた螺鈿細工。そして象牙や宝石によって飾られています。須弥壇の中心の阿弥陀如来は両脇に観音勢至菩薩、六体の地蔵菩薩、持国天、増長天を従えておられ、他に例のない仏像構成となっている。― 出典:中尊寺Webより ―
白鹿伝説 ― 毛越寺(モウツウジ) ―
寺伝によると嘉祥3年(850)慈覚大師が東北巡遊のおり、この地にさしかかると、一面霧に覆われ、一歩も前に進めなくなりました。
ふと足元を見ると、地面に点々と白鹿の毛が落ちておりました。
大師は不思議に思いその毛をたどると、前方に白鹿がうずくまっておりました。
大師が近づくと、白鹿は姿をかき消し、やがてどこからともなく、一人の白髪の老人が現われ、この地に堂宇を建立して霊場にせよと告げました。
大師は、この老人こそ薬師如来の化身と感じ、一宇の堂を建立し、嘉祥寺と号しました。
これが毛越寺の起こりとされます。 ― 出典:毛越寺Web ―
堂宇(どうう):四方に張り出した屋根(軒)をもつ建物。
一宇(いちう):一棟の家、屋根を同じくすること。
毛越寺では、一部で紅葉が始まっていました。
本日の宿は 鳴子温泉「名湯の湯 鳴子ホテル」です。
鳴子ホテルは創業明治6年の湯治文化を伝承する温泉宿です。彩り豊か、様々な色に変化する源泉かけ流しの温泉宿と湯煙が最大の特徴です。
外気や湿度によってお湯の色が透明、緑色透明、乳白色、鶯色等に変化し季節ごとに微妙な湯の色を楽しむことができます。 ― 出典:鳴子ホテル Web ―
ホテル内には、昭和13年(1938年)に宿泊したヘレンケラー女史、昭和の名横綱・双葉山、そして上皇・上皇后様の写真が飾られていました。
今夜の夕食です。
そして、4種の日本酒の 飲み比べ です。
4種全ての味わいの違いは分かりませんでした。
この続きは、中編(二日目)に続く・・・