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KaakaChan's World(Kaakaの世界/お出かけ)/栃木県 出流山満願寺(2019.06.01)

いろいろ

〇 2019年6月1日
山門 駐車場
 鍾乳洞が 我が家の近くにもあると Webで見つけたので、出流山満願寺に行ってみることにしました。
カーナビの「燃費優先」で、10時15分に駐車場に到着。計100台は駐車できるらしい。
Wikipediaによれば『満願寺(まんがんじ)は、栃木県栃木市出流町にある真言宗智山派の寺院。山号は出流山(いずるさん)。坂東三十三観音霊場の第17番札所』
 最初に山門「仁王門」にて記念撮影。この山門は享保20(1735)年の建立といわれ、栃木市の文化財らしい。
看板 出流山本坊
 山門から登っていくと、左手に白い建物「出流山本坊」が見えてきます。元々の出流山本坊は、元治元年に焼失し、昭和53年ご本尊大開帳を記念して、信徒各位の浄財によって新しく建て直されたものだという。

 これからのコースは、左回りで歩いてきます。
鐘楼 錦鯉
 鐘楼の前の池には、金魚と錦鯉がいました。
人が近づくと、足音に反応してか? これらの魚が人の後をついて回ります。
餌付けされているのでしょうか・・・

 この鐘楼は、明治四年に鐘楼と鐘を失った後、約百年ぶりに再建されたものだという。
 不動明王像です。足下の佛足跡の下には近畿三十六不動様の御浄砂が納められています。
足下 説明 不動明王像
慈光殿
 慈光殿(じこうでん)
石造十一面千手観音像が安置されています。
 本堂に向かって、更に進むと、稲荷神社(いなりじんじゃ)と地蔵尊(じぞうそん)が見えてきました。
地蔵尊を見ると、歌舞伎役者の澤村宗十郎(屋号は紀伊國屋)と中村吉右衛門(屋号は播磨屋)の名前が・・・。
地蔵尊 稲荷神社 本堂へ
本堂  『本堂(大御堂)は、後小松天皇の応安元年(1368)、足利義満公の寄進によって、観音堂として建立されたが、元文五年(1740)12月20日の大火により、一山は山門を残すのみで、堂塔はことごとく焼失してしまった。今の大御堂は中興第十七世道呆和尚(どうごうわじょう)が営々辛苦の末に明和元年(1764)8月に再建したものである。
 元治元年(1864)本堂と書院を焼失したために、現在は大御堂を本堂としています。焼失した本堂は、現在の本坊のあたりにあり、大日如来を本尊としていたと伝えられています。八間四面入母屋造り、唐破風向拝(からはふうごはい)つき、三手先竜(みてさきりゅう)の彫刻がほどこされ、筑波山の大御堂(現・筑波神社本殿)、奈良の輿福寺大御堂と共に日本三御堂のひとつと称せられています。
 現本堂の大御堂は、坂東第十七番札所で、弘法大師ご敬刻の千手観世音菩薩がご本尊として安置されている。ここで毎日、大護摩修行が行われ、観世音菩薩の霊験あらたかなるをもって、家運繁栄、厄災消除を祈るご信者で賑わっている。』(満願寺のHPなどから)
看板 奥之院入口 像
 本堂の右手に、弘法大師と観音菩薩の像があった。
この奥に奥之院があり、この先は有料(300円)となります。

 さて、右上中央の写真をよく見てください。下の方に「31」という数字が読めますか?
この数字の謎/続きを知りたい方は、ここをクリック して確認してください。

 と言う訳で、数字の謎は別ページで確認してください。ここからは、数字の謎を除いて進みます。

 歴代住職の墓(左下)を過ぎると「女人堂」(下中央)がありました。これから行く奥之院が女人禁制だったこともあり、女性の方はこの奥之院山道の女人堂でお参りをしたといわれている。
そして、ホラ貝をもつ僧侶に遭遇。前記の番号について聞いてみたところ「本堂から奥之院までの道中が退屈だという方がいるので、出流山満願寺の御詠歌を道中に立札にして建てたもの」と説明してくれました。そして、その後で、ホラ貝を吹いて下りて行きました。
ほら貝 女人禁制 歴代住職
垢離 大悲の滝
 奥之院のお堂の前には、落下8mの大悲の滝がある。これが、出流川の源流だそうです。
ここで行者は垢離(こり)を行い、かつて修験者たちは21日の間この滝に打たれなくては日光山への入峰は許されなかったといわれている。

垢離とは、神仏に祈願する時に、冷水を浴びる行為のことで、その準備をしている方達がいました(右写真)。
 大悲の滝から石段を登ること百余段で観音霊窟「奥之院」の拝殿になります。
この拝殿が鍾乳洞の入口になっており、中に鍾乳石で自然に出来た十一面世音菩薩の後ろ姿のご尊像があります。
奥之院 奥之院 奥之院
 この出流鍾乳洞は、栃木市指定天然記念物。鍾乳石は100年に1cm程度しか成長しないので、この十一面観世音の後姿は数万年以上かかって出来上がったものと考えられているが・・・「後ろ姿」に見えますか? 写真ではねぇ?
鍾乳石 鍾乳石 鍾乳石
メニュー 松寿屋
 12時 麓に下りてきました。出流そばでも食べてみましょう。出流町そば商組合があるくらいなので、そば屋の数は多い。

何度か来ているという叔母夫婦に「うまいそば屋を紹介して」と携帯で聞いてみました・・・ すると、山門近くの2つの店を推薦してくれました。
行ってみると、一方にはお客が皆無、一方には10名程度のお客様・・・ もちろん お客がいるお店に入りました。

 5合が標準で2〜3人前だという。また、3合以上は好みで調整してくれるという。迷ったものの5合を注文してみました。
店の前 蕎麦 天婦羅
 チョット多めでしたが食べきりました。 新たまねぎの天婦羅にはカツオ節が掛かっており美味しくいただきました。

 さて、どうも気になるのが、奥之院の先です。その奥には剣ケ峰があり、計7つの霊窟(鐘乳洞)があるという。その一つが特に観音霊窟「奥之院」と呼ばれているそうで、他にもあるということですが、途中で知り合ったお坊さんに聞くと、「道もなく、相当厳しいコース・・・」ということでした。
もう少しネットで調べて、可能なら行ってみたい。

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