KaakaChan's World(Kaakaの世界/トレッキング)
(茨城県)常陸国出雲大社〜柊山240m_前編(2018.12.23)
〇 2018年12月20日(木)
Chanが勤務する会社の4階から北方面を見た風景です。見えるのは日光連山です。
〇 12月23日(土) 今日は出雲大社から柊山を目指すことにした。
出雲大社の祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)、だいこくさまの名前の方が知られているが、七福神の大黒様とは違うそうです。大国主大神は大己貴命(おおなむちのみこと)や大物主神(おおものぬしのかみ)とも呼ばれる日本の神様です。
そして、たくさんの奥さんがいることも関係あるのか?縁結びの神様としても有名です。また、神話(古事記)では人々を助けながら国造りをした神様で、そのため農業や商業繁盛、それに厄除けなどのご利益もあるとされています。
そんな出雲大社は、遠方からお参りに来られない方のために、ご祭神である縁結びの神様・大国主大神様の分霊が祀られる分社が全国各地に約300ほどあるそうです(ハワイにもあるとか?)。
さて、ここ茨城県笠間市にもその分社があります。
『平成4年12月4日、島根県・出雲大社よりご分霊をご鎮座。・・・中略・・・。
「日本文徳天皇実録」(871年)によると、ご祭神大国主大神は、神代の昔、常陸の国(現在の茨城県)の少彦名神(すくなひこなのかみ)と共に国づくりに励まれたと伝えられています。・・・中略・・・。
日が沈み休まる「日隅宮」(ひすみのみや)と称される島根県・出雲大社から、大国主大神の第二御子神である建御名方大神(たけみなかたのおおかみ)が鎮まる長野県・諏訪大社を通り、日が生まれる国・常陸国へと直線上で結ばれたご神縁の地・茨城県笠間市へ大国主大神のご分霊にお鎮まり戴きました。
平成26年9月16日、名称を常陸国出雲大社(ひたちのくにいずもたいしゃ)と改称し、単立宗教法人として新たな歩みを始めました。これにより、島根県出雲大社・出雲大社教との包括関係が廃止され、単立神社としての立場が尊重され、愈々大国主大神の御神徳が拡がり栄へ行き渡るよう歩みを進めております。』
との紹介がありました。
更に調べると、当初(平成4年/2002年)は「出雲大社常陸」という名称だったようだが、その「出雲大社常陸」は、「ある騒動」から神社本庁・出雲大社との考え方の違いが埋まらず、出雲大社から独立し(平成26年/2014年)、「常陸国出雲大社」と改称して現在に至っているようです。
※ ある騒動:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/162096
騒動の直接のきっかけは、永谷園が「出雲大社常陸」とタイアップして、「出雲大社常陸」が祈祷を行った縁結びグッズをプレゼントする
キャンペーンを行ったことで、お守りなどの商用利用を禁じる「神社本庁」の通達に反するとされ、「出雲大社の教会の布教活動の
スタンスの違い」から独立したようです。
なお、ネットで調べると、出雲大社から“出雲大社との名称を使うな”“分霊した霊璽(御神体)を返還せよ”と迫られている
という記事がありましたが真相はわかりません。
9時55分 常陸国出雲大社に到着。
大鳥居は稲田みかげ石をもって造られ、明神鳥居形式としては我が国最大級のものと紹介されています。
高さ・・・34尺5寸(約11m)
笠木・・・45尺(約14m)
※ 明神鳥居(みょうじんとりい):非常に装飾的な構造を採っており、最上部が笠木と島木から成る二層構造で、
中央に「額束(がくつか)」などの社名が示されていることがよくある。
神明鳥居(しんめいとりい):非常に簡易な構造が特徴的で、最上部が「笠木(かさぎ)」一本で成り立っており、
一般的には直線・直角的なフォルムを採っており、笠木・貫・柱のいずれも
円形のものを使用されることが多いです。
ここ、常陸国出雲大社には 長さ16m、重さ6t の 日本一の大しめ縄がありました。
さて、ここに来て初めて知りました。
一般の神社では明治期に統一された作法「二拝二拍手一拝」(二礼二拍手一礼)が基本ですが、出雲大社は基本的に古来の作法である「二拝四拍手一拝」の作法に則って参拝するように案内が書かれていました。
「年越大祓」(としこしのおおはらえ)
本殿です。
常陸国出雲大社内を歩いてみました。
樹木葬エリアあり、ペット霊園エリアあり・・・
さて、今回目指すのは柊山(ひいらぎやま)です。
笠間観光協会のサイトには、駅〜柊山〜常陸国出雲大社〜駅の紹介があったがコースマップがない。
そこで、常陸国出雲大社内の出雲館(お食事処、ガラス工房、ガラスギャラリー)に行って『柊山へのハイキングコースありますか?』と聞くと、暫くして『コッチの方向ですがねぇ ハイキングコースはないらしい。』とのこと・・・
そこで、指差された桜林館(1階が現代アートギャラリー、2階が和風披露宴会場や会食会場)の方向に歩きましたが、その道の先は駐車場であり行き止まりでした。
結局、常陸国出雲大社内の一番奥に一般道に続く道を見つけ、その先を目指した。
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