−−− 『ボイリー』(boilie)作りに初めて挑戦してみました −−−
皆さん、『ボイリー』はマルキュー株式会社の登録商標(第4740527号)なのをご存知ですか?
指定商品:加工釣り餌,生き餌,その他の釣り用餌,飼料用たんぱく,・・省略・・,蚕種,種繭
注)平成20年8月31日現在の登録。その後の権利状況はその都度確認のこと。
『ボイリー』を、商品:「加工釣り餌」に使用できる 使用権 は、マルキュー蒲lだけです。
また、マルキュー蒲lは、業(商売)として次のような使用をしているものに対して、その使用を禁止できます。
・『ボイリー』を、「加工釣り餌」と類似する商品に使用している。
・『ボイリー』と類似する商標を、「加工釣り餌」に使用している。
・『ボイリー』と類似する商標を、「加工釣り餌」に類似する商品に使用している。
では、現在の日本国内での登録商標『ボイリー』及びその類似商標の使用現状はどうであろうか?
詳細は、別途 登録商標『ボイリー』の権利 をご覧下さい。
1.材料
今回、「シナモン」の香りを加えてみました。
2.基材の用意
『ボイリー』の作り方の基本は、
・『ボイリー』100cc に対して 水40cc の割合
・他の餌を混ぜる場合には、『ボイリー』の30%まで
だそうですが、今回は、全国鯉釣り協会(全鯉協)東日本ブロック・坂入会長推奨の「卵」による つなぎ で作ってみました。
1)『ボイリー』200cc に 「鯉タニシ」50ccを入れた『ボイリー』
2)『ボイリー』200cc に 「みどり」50ccを入れ
2−1)その半部を使った『ボイリー』
2−2)半分には「シナモン」を少々入れた『ボイリー』
4)『ボイリー』200cc に 「シナモン」を少々いれた『ボイリー』
翌日、1品追加、 5)『ボイリー』200cc に 「みどり」50ccを入れ、更に 食紅 にて着色した『ボイリー』
以上、5種類の『ボイリー』作りに挑戦しました。
3.混ぜる
まず、前2項で用意した基材を十分にブレンドしておきます。 今回の前2項記載の材料に対して 鶏卵1個 を使用します。坂入会長は、烏骨鶏(うこっけい)の卵を使っていましたが、私の手元には スーパーの卵 しかありませんでした。
最初から練ることはしません。蕎麦打ちのように、最初は 基材全体に 卵の水分を均一にいきわたらせます。
この段階では、基材は ボソボソ 状態 です。
今回、卵をボールに割って入れましたが、溶き卵を入れるのが ベター のようで、翌日に作った 食紅入り『ボイリー』は、溶いだ卵に 食紅 を入れて作りました。
4.練って生地を作る
前3項で ボソボソ状態 にした基材をボールの中で良く練り込みます(蕎麦打ちの要領)。
卵の大きさによもよりますが、今回の場合には卵1個では硬すぎ、水を加えましたが、水加減に注意してください。
今回の場合、水を50cc強加え硬さを調整しました。
そして、ほぼゴルフボールより少し大きなサイズに切り分けます。
5.生地を丸める
練り上がった生地を、棒状に伸ばし、好みの大きさにカットしてください。
棒状の直径と、カットの長さで 餌の大きさ が決まります。
6.茹(ゆ)でる
鍋でお湯を沸騰させ、その中に丸めた『ボイリー』を入ります。 異なる大きさの『ボイリー』を作るときは、大きいサイズのものを先に入れるとよいでしょう。 数分で、湯面に『ボイリー』が浮き上がってきます、更に2分程度煮た後に、『ボイリー』を掬い取り軽く湯分を切ってください。
7.冷水で冷やし、水切り後冷蔵庫へ
軽く湯分を切った茹で上がった『ボイリー』を冷水又は氷を入れた水の中に入れて、急冷します。
数分後、冷水から救い上げ、軽く水切りした後タオル又はキッチンペーパー等を引いたトレイの中に並べ水分を取ります。 水分が取れたら、スノコ(網目)状のトレイ(なければ、タオル又はキッチンペーパー等を引き換えて)に並べ、冷蔵庫の中で数時間 低温乾燥 させます。勿論、ラップなしです。
8.ネットに入れて更に乾燥
冷蔵庫から取り出し、直射日光の当たらない 適度な風の通る所に 数時間 置きます。 このまま、更に乾燥させてもよいのですが、ネットに入れて吊るしておくと 場所もとらずに 乾燥させることができます。
9.完成です。
<反省>
3項の「混ぜる」において
・前3項で、ボソボソ状態にしたものは、その後一気に練りこんでください。
時間が経過すると、相当の水を加えないと 練りあがらないようです。
・食紅は、別途水で十分に溶いておくと、均一に着色できるようです。
4項の「練って生地を作る」において
・今回初日のものは 硬すぎ てしまいました。
生地を丸める際に、シワ状の割れ?等が発生とたものを ボイル
して乾燥させると、このように割れが発生してしまいます。
翌日作った 食紅入り『ボイリー』は良くできました。
・練の際に、水が多すぎると、ネバついてしまい、その後の工程に支障が
でてしまいます。
適度な水分で 且つ 良く練る のがポイントのようです。
5項の「生地を丸める」において
下の写真は、食紅入り『ボイリー』のカットサイズの様子です。
左から、10pを7.5個にカット、5.5個にカット、5個にカットしたものです。
これにより、出来上がりサイズが右下の写真のように異なります。左から12〜14mm程度、真ん中が15〜17mm程度、右が20mm前後となりました。
割れた『ボイリー』は 撒き餌 にする予定です。
自作『ボイリー』の初使用は、9月13日〜14日の マルキュ且蜊テの鯉釣り大会の予定です。
結果は、釣行記の方で報告いたします。
8項の「ネットに入れて更に乾燥」において、
今回の製作で、最大の失敗は、冷蔵庫から取り出して直ぐにネットに入れたことでした。
冷蔵庫から出した後は、スノコ又は網状の底を有するトレイなどに入れて、ボイリーが重ならないようにして自然乾燥させてから、ネットに入れて保存してください。冷蔵庫から出して直ぐにネットに入れて保存すると、ボイリーが重なり合ってしまい カビ発生 の要因となります。
<追記>
今回、直ぐにネットに入れた半分がカビてしまいましたので、写真のように更に2種類を追加して作りました。
左側のポーイリーは、「ボイリー」+「みどり」+「粉末緑茶」+「鶏卵」=純日本ボイリー?、
右側のポーイリーは、タニシ味であることをアメナマに悟られないように色を変え、その変えた色は鯉の好きな?赤としました。「ボイリー」+「鯉タニシ」+「食紅」+「鶏卵」=アメナマ目くらましボイリー?、
1.準備
潟a[リス様製 VARIVAS 鯉吸い込みハリス8号
GRAN 鯉吸い込み 18号
潟Tサメ針製 巨鯉吸い込み 20号
網戸用ゴム(ホームセンターにあります)
2.まず、ハリスを40cm強にカットし、
約30〜35mmの長さの輪を作ります。
次に、チモト〜輪の先までが 約50mm になる様に
内掛け結びで結びます。
そして、網戸用ゴムは3mm程度の長さにカットしておく。
3.輪の先端から網戸用ゴムを通します。
そして、右側写真のように、針先からゴムを入れていきます。
4.ゴムを引き上げます。
ハリスの長さは、20cm程度がよいとの情報もありますが、
今回は、20〜30cmで作ってみました。