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Kaakaの世界/ハイキング/長野県・ビーナスラインにて
美ヶ原高原・霧ヶ峰高原(車山高原)中編(2012.07.15-16)

 前編はここをクリックしてご覧下さい。


駐車場
1. 山本小屋ふるさと館

 AM5時15分 自宅を出発。国道〜北関東道〜関越〜上信越自動車道を経て
 9時 中央横断自動車道の「佐久南IC」で下りて美ヶ原高原にある山本小屋ふるさと館に到着。
ほぼ100台は駐車できる駐車場は、9割程度埋まっていました。
途中、大粒の小雨?あり、霧ありで前途多難を思わせたが、予想を裏切らず?、ご覧の通りの状態です。
念のために、上下カッパを着てのハイキングとなりました。
歩く
2. 美しの塔を目指して

 9時17分 まず、美ヶ原高原のシンボルタワー『美しの塔』を目指して歩き始めました。
解説 解説 途中に2つの看板「復元を目指す植生の代表的な植物」と「美ヶ原高原/平均標高2,000m・・・、100万年前にできた・・・」の解説看板がありました。
馬 鐘 美しの塔  9時34分 美しの塔に到着です。
昭和29年、霧の発生時に鐘を鳴らし登山者を安全に導く目的で建設され、昭和58年に原形のまま建替えられたそうです。
 さて、雨こそ降っていませんが、霧と風がやや強く周囲を見晴らしを楽しむことができません。
近くに見える 馬や牛の姿 の姿を見るのがやっとです。

3. アルプス展望コースにて

 9時47分 「塩くれ場」に到着。昔の塩くれ場跡地だそうですが、ここには左下の看板がありました。しかし、この場所の牧場柵には「アルプス展望コース」なる看板があり、左に進むようになっていたので、左に進むことにしました。

 9時58分 まもなく、「百曲がり園地」に到着。ここには右下の看板があり、この看板には「アルプス展望コース」が明確に記載されていました。
塩くれ場の看板 百曲がり園地
 上の二つの道標、なるべく統一した記載にしていただきたいものです。
烏帽子岩 暴風 さて、私達が何故「アルプス展望コース」を選んだか? 当然?アルプスの山々が少しでも見えるのではと 淡い期待を抱いてのコース選択でした。
しかし、天候はいっこうに回復せず!! 暴風なりやなず のままで、時折 大粒の小雨が顔を打ち付ける天候で、目の前に見えるはずの烏帽子岩(右上写真)でさえご覧の通り、霞んで見えませんでした。結果として遠回りのコース選択は 失敗。

4. 王ヶ頭王ヶ鼻

 10時25分 霧に包まれ 暴風が吹き荒れる王ヶ頭(おうがとう 2024.1m 左下写真)に到着。
 11時10分 王ヶ鼻(おうがはな 2008m)に到着。ここも同じだ。
しかし、王ヶ鼻では 黄色の花と石仏が私達を向えてくれました。本来ならば360度の壮大な展望が開けた場所?であったが残念・・・。
石仏 花 王ヶ鼻 王ヶ頭

 天候の回復を暫くまったが 回復せず。残念であったが帰路に就くことにした。
 12時7分 度々 一瞬ではあるが 霧が切れる時があった。
下の左から2番目の写真は、帰路の牧場から見えた王ヶ頭で、頂上はなだらかで巨大な電波塔とホテルがあり、広大な高原に構築された要塞基地みたいに見えました。
 13時5分 美しの塔も見えて来ました。途中昼食を食べ、美しの塔にてKaakaとChanで記念撮影をしました。
美しの塔 牛 王ヶ頭 牧場

八島ヶ原湿原 5. 八島ヶ原湿原

 14時40分 八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん 1630m)に到着。
八島ヶ原湿原は、周囲を湿原よりも10〜200m高い尾根に囲まれた凹地に発達した湿原で、フリー百科事典/ウィキペディアでは次のように紹介されています。
『霧ヶ峰には、八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の3つの湿原があり、そのすべてが1939年(昭和14年)に国の天然記念物として個別に指定され、1960年(昭和35年)6月10日に八島ヶ原湿原の西半分の旧御料地を加え、個別に指定されていた3つの天然記念物は1件にまとめられ、現在の指定名称霧ヶ峯湿原植物群落となった。 八島ヶ原湿原は面積が43.2ha、泥炭層の厚さは約8.05m。1万2千年前に誕生した高層湿原であり、日本の南限にあたる。』
鎌ヶ池ビューポイント 鎌ヶ池ビューポイント 八島ヶ池  八島ヶ原湿原には二つの大きな池「八島ヶ池」(左側)・「鎌ヶ池」(右二つ)と小さな「鬼ヶ泉水」という池があり、鎌ヶ池にはビューポイントの看板があったので、そのうちの2ヶ所で記念撮影をしました。
アザミ系&蝶 アヤメ キスゲ
 この時期の八島ヶ原湿原には、あまり花がありませんでした。

右写真は、キスゲ、アヤメ系、アザミ系の花です。
苔玉 花 シシウド  一番左の写真はセリ科シシウドです。

 一番右の写真は、木の枝の先端に出来た 苔玉? ですかね?
 さて、散策の途中で、腕に腕章を付けた若者二人が何やら3メートルほど先の湿原を狙って写真を撮っていた。
聞いて見ると、絶滅危惧種の「キリガミネアサヒラン」だという。
花 シシウド  家に帰り調べると、霧ヶ峰には霧ヶ峰特有の環境要因で分化した「キリガミネ」と名前が付いている植物が、キリガミネヒオウギアヤメ、キリガミネアサヒラン、キリガミネアキノキリンソウ、キリガミネスゲ・・・と6種類あるそうで、ラン科サワラン属のキリガミネアサヒランは、環境省カテゴリの絶滅危惧TB類(EN)として紹介されていました。
サワランが「花を茎の先に1個横向きにつける」のに対して、キリガミネアサヒランは茎の先に紅紫色の花を上向につけるのが特長だそうで、まさに撮影したランはキリガミネアサヒランに違いないと確認しました。
看板 八島ヶ原湿原 八島ヶ池からの水
 八島ヶ池から流れ出る水です。
湿原を一周して記念撮影をしたのですが、右写真の看板にあるように、湿原に数多くの浮き島が浮かんでいたことから八島ヶ原湿原は七島八島とも呼ばれるそうです。
さあっ!、ここからホテルに向いました。

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