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KaakaChan's World(Kaakaの世界/トレッキング/
一時帰国で 積雪のある筑波山へ(2015.02.19) 後編

 前編(「弁慶七戻り」まで)は ここをクリック してご覧下さい。

下の写真、左から「高天原」(たかまがはら)、2枚続けて「母の胎内くぐり」、一番右が「陰陽石」です。
陰陽石 母の胎内くぐり 母の胎内くぐり 高天原
 高天原とは神様の世界のことで、この上には天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る稲村神社があります。
 母の胎内くぐりは、岩の間を抜ける際に狭い所をかがみながら進むことで、生まれた姿に立ち返ることを意味しているといわれています。
 陰陽石は、陰と陽 相反する二つの巨大な岩が寄り添うようにそびえ立っていることから名付けられたそうです。

 下の写真は、左から「国割り石」「出船入船」「裏面大黒」です。
裏面大黒 出船入船 国割り石  国割り石は、太古の昔、集まった神々がこの石の上に線を引き、それぞれの行くべき地方を割りふったといわれています。
 出船入船は、石の姿が出てゆく船と入ってくる船が並んでいるように見えることから名付けられたようです。
 裏面大黒は、大黒様が大きな袋を背負っている姿を後ろから見ているように見える岩だそうですが、皆さんもそのように見えますか? 想像を働かせてください。頭があって、袋はどれかな?・・・
白雲橋コース
 12時30分 右写真は、白雲橋コースから見た 女体山頂です。

通常は、つつじヶ丘駐車場から弁慶茶屋跡まで40分(標高差約200m)、そして更に弁慶茶屋跡から女体山頂まで40分、合わせて80分というコース案内ですが、今日は11時7分に歩き始めて83分経過してもまだたどり着くことができません。
足元の雪が邪魔しています。
 「北斗岩」(左下の写真)が見えてきました。空に向かってそびえ立つ様子が、天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味しています。
大仏岩 屏風岩 北斗岩  「屏風岩」(右中央)は、まるで屏風のように見えることから名付けられましたそうですが、雪の中の写真では、その様子を写せませんでした。素箋鳴尊(すさのおのみこと)を祀っているそうです。
 「大仏岩」は、高さ15mもあり大仏のように見える巨岩です。

 12時48分 後ろを振り向くと 霞ヶ浦がきれいに見えていました。
この辺り、霧氷がきれいで、霧氷と一緒に 写真を撮りました。
kaaka 霧氷 後ろ
 霧氷(むひょう)は着氷現象の一種で、氷点下の環境で樹木に付着して発達する、白色や半透明で結晶構造が顕著な氷層の総称だそうで、樹氷(じゅひょう)・粗氷(そひょう)・樹霜(じゅそう)の3つに分類され、上の写真は粗氷かな・・・
霧氷
 12時58分 女体山頂に到着。

通常80分の所要時間のところが 111分を要しての登頂です。
「西の富士、東の筑波」と称され、『万葉集』にも詠まれ、日本百名山、日本百景の一つです。
百名山では最も標高が低く、雅称(がしょう)は紫峰(しほう)といい、茨城県の県西地方からの眺めが美しいとされています。   雅称:風雅な名前・呼び方
 下の写真は、山頂からの眺めです。
左下は北北東、右下は東南東(霞ヶ浦)の展望です。
霞ヶ浦 北方面

 13時5分 男体山へ向かう。  途中、下の写真 左から「ガマ石」「セキレイ石」と、カタクリの群生地がありました。
カタクリ セキレイ石 ガマ石  ガマ石は、その昔、永井兵助氏がこの場所で「ガマの油売り口上」を考え出した場所と言われています。
 セキレイ石は、この石の上に鶺鴒(せきれい)が止まり、男女の道を教えたという言い伝えがあります。
 春になるとカタクリが群生するあたりは、雪に埋もれていました。
 ケーブルカーの筑波山駅がある広場で昼食を食べました。
ロープウェイ駅 アンテナ 重機 ケーブルカーのための定期検査及び設備更新工事の為 1月から3月22日まで、ケーブルカーの保守/工事で運休のようで、ここに運ばれている重機も資材も ヘリコプターでの輸送 だそうです(大型重機は分解して空輸)。
 女体山方面を見ると アンテナ群が並び その先にはロープウェイの駅が確認できます。
山頂神社 展望
 13時47分 男体山に向けGOO!

間もなく右手方向には 日光連山の見事な眺望が広がっていました。

 14時3分 男体山頂に到着。
 常陸国風土記に、筑波山は男女が集う歌垣(かがい)(特定の日時に若い男女が集まり、相互に求愛の歌謡を掛け合う呪的信仰に立つ習俗)の場であったと記されているそうです。
また「万葉集」には『鷲の棲む筑波山の裳羽服津の津のほとりに、男女が誘い合い集まって、舞い踊る・・・後略・・・。』とも記されているそうです。
 今日は、KaakaとChanが一緒に誘い合って?登ってきました。霞ヶ浦が良く見えましたよ・・・。
展望 記念撮影 記念撮影
ロープウェイ ロープウェイ  この雪での足元の悪さから、下山はロープウェイと決めました。

 15時 ロープウェイでの下山開始。

筑波山ケーブルカーは大正14年10月開業(昭和29年11月復活開業)、筑波山ロープウェイは昭和40年8月開業で つつじヶ丘駅と女体山駅を結ぶ全長1,296m、高低差298mのスイス製ロープウェイで所要時間約6分でつつじヶ丘駅へ運んでくれます。
つつじヶ丘駐車場 駅方面
 15時10分 つつじヶ丘駐車場まで降りてきました。
ガマ洞窟前で記念撮影。

かなり雪が解けているようで、駐車した車もあまり目立ちません。

 後は、無事に帰宅するのみ・・・。

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