Kaakaの世界/郷土料理 番外編/活ホタテの貝殻焼き(2011.12.25)
叔父叔母夫婦から、活ホタテを 一箱 頂きました。
24日 午後のお茶の時間に4人で試食・・・ カセットガスコンロでの網焼きです。
しかし、この方法では 1回に1個の貝しか焼けず、冬のこの時期 外は寒く 4つを焼いて止めました。4人で食べるには 時間がかかりすぎます。
なんとかいい方法がないか・・・ 冬でなければ、バーベキューコンロで炭焼きできるんですが・・・この寒さでは外ではできません。
25日 新しい食べ方に チャレンジ です。
ホットプレートで下ごしらえをして、仕上げにカセットガスコンロでの網焼きです。
ところで、活ホタテはどちらから焼くのでしょうか
ネットで調べると、@片側からのみ焼く A途中でひっくり返して両面を焼く という方法が記載されています。今回はAを選択。
さて、では どちらから焼き始めるのか・・・ 「貝殻を横から見て平らな方から先に焼く」というのが一般的なようです。
しかし、チョット見、ホタテの平らな方と凸の方を見分けるのは大変です。なかなか区別がつきません。
ところで、なぜ平らな方を先に焼くのか ご存知ですか・・・ 調べてみました。理由は簡単?でした。
ホタテは焼くと エキス が出て来ます。この美味しいエキスをたっぷりとしみ込ませて焼くためです。
では、今回の焼き方で説明していきましょう。
1)ホットプレートに アルミホイル を敷きます。
貝殻でホットプレートの表面を傷つけないためです。
2)ホタテの貝殻には、茶色っぽい面 と 白っぽい面 があります。
一般に、「茶色っぽい面が平らな貝殻」だそうです。
3)そこで、茶色っぽい面を下にして、ホットプレートの蓋をして焼きます。
4)貝殻が開いてから 更に少し焼き ひっくり返します。この時 エキスがこぼれますが気にしません。
これからもエキスがでますから・・・。
5)上側の貝殻を取り去り、ラセットガスコンロで網焼きします。ここで、エキスが再び出ますので、このエキスで十分に焼いて下さい。焼きあがる前に、バター&醤油(又は麺つゆ)を加えて さあっ! 出来上がり です。
この方法にすれば、寒い冬でも 家の中で 活ホタテの貝殻焼きを 家族で楽しめます。
皆さんも ぜひお試し 下さい。
あっ! そうそう 何故平らな方を先に焼き、後で凸の方で仕上げ焼きをするか分かりましたか?
そうなんです・・・
少しでも多くのエキスを残して 活ホタテの貝殻焼きを楽しみ 美味しく頂くためだそうです。
つまり、二度めの焼きで凸部(白色部)を下にすることで、貝殻の深さを確保し しみ出たエキス を使って 貝殻焼きをするためです。
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