Kaakaの世界/kaakaの園芸/ラン科/デンドロビウム属/ノビル系
Den. Snow Flake 'Red Star'
○ 2011年2月22日 世界らん展日本大賞2011年/台湾の香斌蘭園にて購入/草丈約15cm
デンドロビウムノビル系の代表品種。
原種はインド、ミャンマー、中国南部の海抜1000m以上の高冷地で樹木の幹や枝に着生しています。日本のセキコクも同じ仲間です。そのため比較的寒さや乾燥に強く、丈夫で栽培の容易な洋らんです。
秋に14℃以下の低温に2 週間以上当てると花芽ができます。但し、冬期低温の所で管理する場合はその必要はありません。(出典:スズキラン園)
○ 2011年4月3日 植え替え
3号鉢に植え替えました(水苔と素焼きの鉢)。
後から知ったことですが、ランの植え替えは細心の注意が必要だった。
・手を洗い
・挟み等の使用具は消毒又はバーナーで焼き
・根を傷つけることなく、古い水苔をピンセットや箸等で取る
こんなことをするようです。全て、病気の予防のためだ。
【古いバルブ(茎)】
バルブは茎の一部が肥大したもので、水分や栄養を蓄えたいわば貯蔵タンクの役割を持っています。卵形、棒状、扁平などかたちは種によって 様々です。
本年伸びた新しい新芽をリードバルブ、それ以前のものをバックバルブと呼びます。
一度花を咲かせた所から再び花を咲かせる事はないそうです(株の下方にしか花の咲かなかった物は、残りの上方に来春咲く場合もあるそうです)。
古いバルブは春の新芽が出る時期の養分や水分になりますので、切り取らず、花が咲き終わって2、3年もすると色があせて細くなり、役をしなくなるのでその時点で切り取るらしい。
○ 2011年7月31日 高芽取り
高芽が出てしまいました。
肥料のやりすぎとか、根ぐされなどが原因で高芽が出る事があるとのことですが、デンドロは元来高芽の出やすい品種のようです。増やすつもりがなければ、根がでてくる前に欠き取ると簡単に取れるようです。
増やすつもりなら、根が4〜5cm伸びたらそっと親株から離し「高芽の植え付け」をします。
○ 2017年5月7日 4年間のChanの中国赴任が終えたのは3月。
植え替えしました。来年は咲いてください。