Kaakaの世界/kaakaの園芸/ラン科/デンドロビウム属
フォーミディブル系/(フォーモサム系) Dendrobium Formidible
インドやタイの高温地帯に自生している原種のフォーモサム(Dendrobium formosum)と、同じ国の山岳地帯の高冷地に自生しているインフンディブルム(D.infundibulum)を交配させてできたランだそうです。
この系統はデンドロビウム・ノビル系に似ていますが、バルブに細かな黒い毛が生えているため、ブラックヘアータイプとも呼ばれます。またノビル系と異なり、一度花を咲かせたバルブに再び花をつけることもあります。
生育開花のサイクルが普通の洋ランと異なっており、普及しているデンドロビウムの中では一輪の花が大きく、花だけ見ればカトレアと見間違うほどだそうです。
暑さに弱いなかで、夏にどれだけ大きくできるかがかぎと云われています。秋の涼風とともに活発に生長をするそうで、肥料を与え、寒くなるまでに一人前のバルブに育てる必要があるようです。
植え替え時期も、「春」と解説する方と、「秋」と解説する方がいて、それだけ 難しいデンドロなのかもしれません(冬咲きと初夏咲があるからか・・・)。
○ 2012年9月1日 叔母よりいただく / 草丈約25cm
叔父のゴルフ大会の賞品だったとか。花は終わっていたが、その後の育成を任されました。
地際から太い茎(バルブ)を伸ばして、上部に2〜3輪ずつ花(花色は白で、花びらの喉部分がオレンジ色)を咲かせるようです。花が咲くのが楽しみです。
○ 2012年9月2日 植え替え
賞品として貰ったものらしいので、新芽がかなり伸び始めていたが思い切って植え替えてみた。
古いミズゴケを取り去って見ると、2株の寄せ植えとなっていたので、1株はモルバーク(元の鉢/瀬戸鉢)、もう片方はミズゴケ(3号鉢)への植え替えとしました。植え替えの時に、茎をよく見ると、「なるほど、バルブに細かな黒い毛が生えている」のが確認できました。
来年が楽しみです。
○ 2013年3月3日 大きな蕾
もうすぐ咲くのでしょうか
○ 2013年3月21日 咲きました。
3月16日〜20日 中国に出張していました。この間に咲いたようです。
○ 2017年5月7日 今年も咲きました。 もう一鉢は植え替えました。