Kaakaの世界 /使ってみました編
【ドラム式電気洗濯乾燥機(ヒートポンプ式)】 2011年6月
我が家の冷蔵庫は、福島に転勤する際に買った冷蔵庫で、三菱製MR-C36FGY(1989年後期製)だった。
昨年(2010年)の夏、異変?が続出し(棒タイプのアイスクリームを買ってきて食べようとすると、棒が抜けてしまう・・・ そう・・・ 完全に凍っていないのです)、ヤマダ電機にて Panasonic製エコナビ冷蔵庫NR-F474TMを購入しました(2010年8月15日)。
今年(2011年)の夏は、電気製品に何の異変もないのに 私ことKaakaは 『ドラム式電気洗濯乾燥機』を購入することに決めました。
現在の洗濯機は松下電器産業の1991年製の全自動洗濯機(6Kg)で、故障もなく 20年間働いてくれました。
今回、ドラム式電気洗濯乾燥機を購入にあたり その値段が従来型の洗濯機と比較して 比べ物にならないくらい高額で、慎重にも慎重を重ねた 購入でした。
1. タイプを選ぶ
2. 比較した洗濯機
3. 設置に一工夫
4. 使用開始/使ってみた感想
1.タイプを選ぶ ・・・ 今回の洗濯機の機能はどうするの?
乾燥機と一体型の洗濯乾燥機が最近人気ですが、回転式の全自動洗濯機や、昔からある二層式なども分け洗いが多い方にはおすすめです。
機種によっては決して安い買い物ではない洗濯機だからこそ、じっくり比較して毎日の生活に役立つものを選ぶことにしました。
○ 基本機能について
洗濯乾燥機 | 乾燥機能付き洗濯機 | 全自動洗濯機 | 乾燥機 | 二層式洗濯機 |
---|---|---|---|---|
「洗濯機」と「乾燥機」が合体したもので、洗濯から乾燥までを自動で行い、衣類を完全に乾燥させることが出来るタイプです。 | 全自動洗濯機に「風乾燥」が搭載されているタイプです。室内干しの時により乾きやすい状態にするとか、化繊のものを少量だけ乾かしたい時などに使うもので、完全乾燥ではなく生乾きの仕上がりです。ヒーターを使わずに風を利用し、高速脱水でより乾燥した状態にしているものが主流とか。 | 洗濯から脱水までを自動で行い、洗濯メニューが豊富な機種が多く、これまでは主流の洗濯機でした。左記のように衣類を乾きやすい状態にする乾燥機能付きタイプもあるようです。 | 乾燥のみ可能。電気式の他に、ガス式もある。一般に、洗濯乾燥機に比べ短時間で仕上げられる。 | 洗濯とすすぎを行う槽と脱水を行う槽が別々のタイプ。洗濯槽が固定されているので黒カビが発生しづらく衛生的。 |
これまでの我が家の洗濯機は 全自動洗濯機 でした。
今回の購入は、洗濯乾燥機 と決めました。
○ 洗濯方式を決める
ドラム式 | 回転(水槽)式 | |
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洗濯方法 | ドラム槽ごと回転させ、衣類を上から下へ落としてたたき洗いをします。 | 洗濯槽に溜めた水を回転させ、水流で衣類を洗浄します。 |
乾燥方法 | 洗う時と同様に、上から下へと衣類をほぐしながら温風を当てます。 | 脱水の様に槽を回転させて、衣類をほぐしながら乾燥させます。 |
特徴 | 回転(水槽)式に比べ洗濯時間が長く、洗浄力が多少弱くなりますが、少量の水で衣類に優しく洗えます。洗濯乾燥機に多く見られるタイプですが、最近では、全自動洗濯機でもドラム式の商品が発売されています。なお、部品点数も多いため高価になります。 | 攪拌(かくはん)式とも呼ばれる従来からある洗濯方式で、二層式洗濯機と全自動洗濯機のほとんどがこのタイプに当たります。回転する水の力でしっかり洗えますが、ドラム式に比べて衣類を傷めやすいといわれています。 |
節水&デリケート洗濯では「ドラム方式」、汚れ落ちでは「回転(水槽)式」のようだが、最近の流行はドラム方式だ。Kaakaもその流れに乗ることにした。
○ 乾燥方式を決める
乾燥方式には大別して2タイプあり
・従来の衣類乾燥機と同じヒータ温風で乾かすヒータタイプと
・洗濯槽内をエアコンの除湿のようなイメージで乾燥させ、縮みを低減したヒートポンプタイプ
があります。
その他に、日立独自の「ヒートリサイクル乾燥]というものもあります。温風の熱源にはヒーターの熱に加え、ドラムを駆動するメインモーターから発生する熱をドラム内に伝導させ、ドラムや衣類の温度を上昇させるらしいが、基本的には「ヒータタイプ」に分類される。
電気代を比較すると、ヒートポンプタイプに軍配が上がる。
以上から、ヒートポンプタイプのななめドラム方式洗濯機と決めた。
2.比較した洗濯機
ヒートポンプタイプのななめドラム方式洗濯機とては、株式会社東芝製の「ZABOON」シリーズと、パナソニック株式会社の「ななめドラム洗濯乾燥機」のみとなる(2011年6月現在)。
候補として上がったのは東芝製「TW-Z9100L」と、パナソニック製「NA-VX5000L」。
東芝製「TW-Z9100L」 | パナソニック製「NA-VX5000L」 | |
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洗濯・脱水容量/乾燥容量 | 9.0kg/6.0kg | 9.0kg/6.0kg |
標準使用水量 | 定格洗濯時65L | 定格洗濯時53L |
洗濯時間 | 35分 | 42分 |
洗濯〜乾燥時間 | 162分 | 165分 |
洗濯時の消費電力(量) | 140W/64Wh | 230W/79Wh |
洗濯〜乾燥時の消費電力(量) | 1150W/730Wh | 850W/740Wh |
本体サイズ | 全幅655×奥行714×高さ1,040mm (質量80kg) ※ボディー幅610mm | 全幅639×奥行716×高さ1,021mm (質量79Kg) ※ボディー幅600mm |
メーカ紹介記事 | ・節水ザブーン洗浄で衣類の芯までキレイ、しかもスピーディ。 ・ヒートポンプ除湿乾燥だから、衣類にやさしい仕上がり。 ・ピコイオン除菌で洗えないものも清潔に | ・エコナビ搭載で、エコ性能がさらに進化。乾燥にもエコ ・より素早く洗剤液が浸透する「全方位シャワー」とダンシング洗浄でしっかり洗浄 ・エコヒートポンプエンジンによる大風量でムラを抑えて省エネ乾燥 |
その他、色々なWebで調べたり、電気屋さんで現物を見ては 迷い・・・・東芝製は「ピコイオン除菌」が・・・、これに対抗するパナソニックの「ナノイー」はこの上の機種にしかない、しかし「光センサー」なるもので汚れ等を検出しているらしい・・・、東芝製はジョグダイヤル(回転型セレクター)の操作性がいいらしい・・・、うむぅ〜・・・、しかし、昨年 食洗機を(当時の)松下製から東芝製へ買い換えたところ、東芝製の汚れ落ちに多少の不満があるし、洗濯機はどうなんだろう・・・。
そんな悩みも、ななめドラム式洗濯乾燥機は、従来の洗濯機よりも 一般に大型となり、排水位置についても制限があるようで、最後の決め手は 本体サイズ と 排水の位置 となってしまった。あっけない 幕引きでした。
我が家(セキスイハイム)の設置場所の間口は660mm、東芝製は655mm なんとかギリギリ?
※ 後にわかったことだが、655mmの幅はホース掛け等を含む寸法で、本体実寸幅は610mmだった。
そして、排水位置が最大の問題となった。一般に
・真下排水 → 洗濯機の真下に排水するため、設置場所を有効に使える(省スペース)
・その他排水(真後ろ排水 ・左側排水 ・右側排水) → 洗濯機の外側に排水するため広いスペースが必要
のようだが、我が家の排水は 「左後ろ排水」 となっていた。
・左後ろ排水 → 左後ろ隅(壁からそれぞれ10数センチの位置)に排水口がある
洗濯機の外側に排水口をもってくれば、どの家庭でも設置は可能だが、デットスペース(無駄なスペース/有効に使えない床)が生まれる場合が多い。この方法だと我が家も洗濯機の左側とお風呂場の間に デットスペースが生まれてしまう。
※ この他にも、防水フロアーの構造によっては、「補強板」「フロアーあて板」などが必要となります。
したがって、洗濯機の内側に排水口をもってきたい我が家としては、洗濯機内側の左後ろに排水パイプを持ってくるスペースがない東芝製は、設置が困難と判断し、パナソニック製NA−VX5000Lに決定し、6月5日に購入した(ヤマダ電機にて)。
※ ある国道を隔てて、K社とY社が向い合っているが、値段が2万円弱も違った。また、担当者の説明もマトを得ていたのがY社だった。
3.設置に一工夫
○ 2011年6月9日 業者が来て設置しようとしたが、残念ながら、僅かに(2cmほど)排水口の位置が合わず。
当初意図した洗濯機の下に排水口を持ってくることが困難なため、洗濯機左側から外側に排水パイプを出した状態で 仮設置をしてもらった。
○ 6月11日 さあっ! Chanの出番です。
洗濯機をかさ上げします。パナソニックでは、洗濯機本体の高さを上げるための設置用別売部材として「フロアーあて板」を販売しています。
4枚一組で2100円ですが、1セットで約2cmしか上がりません。排水ホースの外径寸法だけ上げる必要があり、2組は必要です。
そこで、軽量ブロック(19×39×10cm)とレンガ(10×21×6cm)で考えてみたが、実用性と美観から レンガでのかさ上げに決めました。
費用は、98円×4個=約400円なりで、下の写真のように設置完了しました。
上の写真の赤茶色部がレンガです。
なお、この洗濯機は約79kgと重いため、一人作業は不可能です。かさ上げ作業は2人でやりました。
写真のように、まずまずの出来栄えです。
次は、使ってみた感想です。
4.使用開始/使ってみた感想
6月9日から使用を始めました。
○ 6月9日 Kaakaが最初に使った。
水族館に初めて連れて行ってもらった子供が、水槽の前に座り込んで魚を見ているように観察してしまった。
懐中電灯をもって、中を照らしながらの観察です。 うむ〜 こうやって洗うのか・・・
○ 6月12日 日曜日でもKaakaが通常勤務につき、Chanが洗濯。
初めて使った主夫のコメントです。
・思った以上に 静かで、振動も少ない。
・今回は脱水まででしたが、洗濯物を取り出そうとしてビックリ・・・、洗濯物のカラミがない。
・そればかりか、下着やタオルといった小物と、大物が分離して槽内にあり、取り出しやすく≒干しやすい。
これは優れものですねぇ〜 さすが一般の2槽式洗濯機の10倍の値段だけある、アル・ARU わけだ。
この洗濯機は 主夫の強い味方になりそうです。この洗濯機も前の洗濯機のように故障せずに20年間働いてくれればいいのだがねぇ〜、
20年後には洗濯機の前に私がこの世にいないなんてことも・・・、
精密機械ほど故障は多いもの、まあ 10年もてばいいかぁっ!、そしたら次回が人生最後の洗濯機購入となるかもね?
○ 次回の「使ってみた感想」は、何か気付いた時に掲載します。