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Kaakaの世界
トレッキング/奥久慈男体山(大円地ルート)編(2009.08.30)

 奥久慈男体山(おくくじなんたいさん)は、茨城県常陸太田市と久慈郡大子町の境にある山(653.9m)で、魅力はなんといっても 健脚コースでの 鎖を使った一気の登り と 航空写真のような大展望です。
 余談ですが、奥久慈男体山と袋田の滝とを結ぶトレッキングコースには月居城址があるそうで、そこは、幕末の頃(1864年)水戸藩の内部抗争で天狗党と諸生党が戦った場所らしい(天狗党の乱)。

男体山の概要

 登山口は大円地(おおえんち)の他に、滝倉口・男体山神社口・持方口等があるようだが、大円地登山口が人気があるようです。
大円地登山口からは、『健脚コース』(岩場を鎖で一気に・・・)と『一般コース』に分岐します。
鎖を使っての岩登りがいやでなければ、一般には 健脚コースで登り、一般コースで下りる方が多いようです。

  大円地駐車場→(健脚コース)→(岩場)→男体山頂  1時間30分
  男体山頂→(一般コース)→大円地越→大円地駐車場 1時間5分


1.出発:2009年8月30日 午前8時 〜 駐車場到着:10時15分

 水戸方面から国道118号線を北上して、水郡線の西金(さいがね)駅手前にさしかかると、『男体山』の大きな道路標識があります。
分岐点  これを右折して『湯沢温泉』(茨城県久慈郡大子町西金)にて左折し、狭い山道を登っていきます。
対向車とすれ違える場所は 極 限られています。こんな山道を表示する私のカーナビは、「小野瀬商店」の次の「桐原商店」を最後に、道が途切れ、道なき道を進むこととなります。
カーナビの設定は、『湯沢温泉』と山道最後の「桐原商店」を目標に設定したください。(私のカーナビでは)目指す駐車場は検索できません。
 さて、山道最後の「桐原商店」を過ぎると、間もなく 写真のような分岐点 が現れます。直進が「古分屋敷(こぶやしき)駐車場」、左折すると目指す「大円地(おおえんち)駐車場」です。
駐車場 林道標識  左折して間もなく 林道『奥久慈パノラマライン』とのT字路となりますので、右折してください(私のカーナビにはこの林道はありません)。
間もなく大きなカーブの手前が『大円地駐車場』です。先客は 車1台 でした。

2.トレッキング? スタート 10時30分
民家の庭先? 大円地山荘の前 登山道へ 林道標識
 大円地駐車場を右に歩きだすと すぐに 左上のような標識があります。『大円地山荘』の看板もあるので参考にしてください。
その先は、これと云った 看板・標識 もなく、大円地山荘の前を左に入り、民家に入ってしまうのではないかと思う道を進みます。

注意書 分岐点 茶畑 細い道








 細い道を進むと、段々の茶畑が現れました。その先には、左に『健脚コース』、右に『一般コース』の標識が現れ、その傍らには「注意書き」がありました。

一.男体山の周辺は、過去に山火事がありまして、枯木が多く、倒木や枝の落下、落石により
  大変危険な状況にありますので、注意してください。
二.ハイキングコース内に設置してある「くさり・ロープ等」も劣化している恐れがあります。
  けが等をされても責任は負えませんので、十分に気をつけて入山して下さい。
三.入山中は、たばこのポス捨て、たき火等は絶対にしないで下さい。
倒木 登山道
 「注意書き」通り、枯木・倒木が多く、標識も少なく、どちらに進むか迷うところ(右写真)もありましたが、沢沿いコースを選択し、何とか進むことができました。

最初は ヒノキ林のなかの急登ですが、やがて雑木になりこんな道を進みますが・・・これからが 健脚コース? の特徴です。
3.道しるべ 10時  / これを過ぎると 直登して一気に頂上を目指す

 ヒノキ林が雑木になり、こんな道を進むと 道しるべ に到着です。
すると間もなく、岩に取り付けられた鎖を頼りに、一気によじ登ります。
鎖にて 鎖にて Chan 道しるべ

4.山頂? 10時15分  / 展望台(見晴らし台)の岩棚? に到着
奥久慈男体山 奥久慈男体山 大円地集落 見晴らし台
 岩場を鎖で一気に登ると、そこは山頂・・・?

いや、そこはほぼ中間点の展望台(見晴らし台)。ここで一休み。
男体山に隠れる部分除きグルリと展望が開け、眼下に先ほど登ってきた大円地山荘の登山口が確認できます。
しかし、見上げればまだ頂上は頭の上、さらに急登に次ぐ急登が待っています。

5.お休み処 10時50分
道しるべ 岩場の鎖 岩場の鎖 山頂目指し
東屋  山頂に向けて ゴー!
最初は平坦な道ですが、間もなく岩場の鎖に遭遇 慎重に そして 一気によじ登っていきます。

鎖場を登りきれば袋田の滝・月居山からの縦走路に合流し、東屋の建つ平坦地となっています。道しるべには、右に「袋田の滝・月居山」、左に「健脚コースにて・大円地」、手前に「一般コースにて・男体山頂」と書かれています。ここまで来れば頂上はもうすぐです。
6.山頂 12時
一等三角点 山頂標識 山頂標識 山頂標識
日本放送協会の施設 山頂神社
 たどり着きました 標高653.9mの奥久慈男体山の山頂です。

山頂には、”一等三角点””山頂神社””日本放送協会施設”がありました。
7.下山開始 12時50分
景色 大円地集落 下山開始
 一般コースを使っての下山です。
写真の辺りは まずまず ですが、尾根伝いの道は 道幅が狭く 危険 ですので、十分に注意が必要です。
時折 眼下に集落が見えます。
13時5分には 道しるべ に到達しました。
吸い殻入れ 焦げた木 萩の中のKaaka  登り(健脚コース)の頂上付近にもありましたが、下山(一般コース)のこの辺りからは、が目立ちました。萩のアーケードです。

同様に、登り下り共に 焼け焦げた木々が 時折見られます。山火事の痕のようです。
その一方で、タバコの吸い殻入れが数か所ありました。山中でのタバコを認めているようなものです・・・疑問です?
8.大円地越(おおえんちごえ)に到着 13時25分
解説図 大円地越 Kaaka
 眼下に 時折 集落を見ながら また 水平方向には 山並み と 岩肌を見ながらの 下山です。 そして、間もなく 標高500m程の峠大円地越 に到着です。 大円地とは、仏教の大円境智(だいえんきょうち:悟りを得たときに持つ境地)に由来するそうだが、私には何のことやら悟りが開けませんでした。
解説図 大円地越 Kaaka  大円地越は、一般コースからの分岐点です。下山して左折すると”水府村持方”、右折すると”大円地・古分屋敷駐車場”の看板があり、ベンチを過ぎて間もなく、左折が”櫛ヶ峰””入道岩・鷹取岩”の標識があります。私たちは、その先の”大円地”の看板に沿って下山しました。
9.あとは、下山あるのみ。
大円地山荘へ 一般コース 水場? お地蔵様
 途中、お地蔵さま ・・・ そして 水場? ・・・ 写真にはありませんが お墓 がありました。そうこうしているうちに 道しるべ:一般コース が現れ、登山口はもうすぐです。
13時55分 大円地山荘にて 蕎麦アイス を食べて 疲れを癒し、 駐車場へとたどり着きました。
 次は、紅葉の時期がいいな と 考えています。
男体山説明
 右写真は、頂上に設置されている 解説盤 です。写真をクリックすると拡大版が表示されます。

 さらには、別途スライドショーにて 紹介していますので、ご覧ください。

 1)トレッキングの概要はここをクリックしてください。

 2)途中途中で見つけた草花を見るには、ここをクリックしてください。

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