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Kaakaの世界/トレッキング
福島県・冬季の仁田沼(&女沼・男沼) 編 (2009.12.06)

 仁田沼(にだぬま)は福島県福島市土湯温泉町にある沼で、吾妻連峰の鷲倉山国有林の標高640mほどの場所に位置し、通称「仁田沼」で皆さんに親しまれています。
 ここ仁田沼には、10万株ともいわれる水芭蕉が群生しています。水芭蕉は中部以北の湿原に群生するサトイモ科の多年草であり、毎年4月中〜下旬には沼一面が水芭蕉の白い花で一色になり、深山に春の訪れを告げます。
 仁田沼は「沼」と称されているが、水芭蕉の群生地であることからもわかるようにどちらかといえば「湿原」といえる。また、最寄の駐車場から沼へ向かう遊歩道沿いはカタクリの群生地でもある。沼の周りには木道が設置されており、約20分で沼を一周することができる。また、近くにある男沼及び女沼へ通じる遊歩道が整備されており、多くのハイカーで賑わっている。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』と、現地看板の情報を基に編集)
仁田沼の概要

 今回は、恒例となっている 福島県福島市のリンゴ農家への リンゴの買出しを兼ね 更には来春の下見も兼ね 仁田沼 へ行くことにしました。
セラピーマップ  しかし、インターネット検索してもトレッキング(ハイキング)マップの良いものがなかなか見つかりません。やっと見つけたのが、「NPO法人土湯温泉観光まちづくり協議会」様発行の『森林セラピーマップ』でした。
このマップを頼りに、女沼駐車場を起点として 女沼〜 仁田沼〜 男沼〜 女沼駐車場 というコースで歩きました。所要時間は、花もなく、特に休憩もしなかったことから 2時間半。

1. 出発:2009年12月6日午前7時頃 〜 女沼駐車場到着:10時頃
セラピーマップ
 今回も ETC 1000円 を使わせていただきました。
前方には 虹が見えました。

 仁田沼に行くには、土湯温泉街に入り、(大型車が通行できない)細い山道を登っていきます。
女沼駐車場 つつじやま公園駐車場 駐車場は、右上の地図で 左から「仁田沼駐車場」(トイレ有り、約50台分),「つつじ山公園駐車場」(トイレ有り、約30台分),「女沼駐車場」(トイレ無し、約15台分)と3つありますが、奥に行くほど道は狭く、路上駐車は不可能です。なお、女沼駐車場の先500m程度までは車の通行が可能な遊歩道となっていますが、行き止まりで 駐車場は有りません。
   注)今回のように 冬季に限り 凍結防止ということで、トイレは
     使用禁止(施錠)となっていますので、注意してください。
湖畔にて 女沼と虹 2. 女沼(めぬま)

 女沼にも、虹がかかっていました。
駐車場の看板前にて 記念撮影 です。
さて、駐車場に設置されている看板には標高532.3mとあり、『大同年間(806年-810年)の山津波により、男沼と共につくられたと伝えられている。・・・後略・・・。』と書かれていました。
看板に書かれた詳細は、ここをクリックして下さい。

3. 思いの滝
思いの滝 歌碑  会津落城の際の若武者と里娘のロマンスにまつわる思いの滝は、、二筋の滝が折り重なり、一筋の滝となって流れ続ける美しい滝です。
思いの滝の解説は、ここをクリックして下さい。

 さて、この滝の先には、作者不明の碑 『行きて見ば後も思ひの滝つなみ かかるながめを余所にすな人』 がありました。
意味は、”一度見れば幾度も思う「思いの滝」 この美しさ忘れるな君”だそうです。

4. コバイケイソウ(小梅尅吹jの群生地
コバイケイソウ 群生地
 歌碑を過ぎた ベンチのある付近は 6月〜7月にかけ ユリ科シュロソウ属の多年生の植物 コバイケイソウ(小梅尅吹jが穂の先に白い花をつけるそうです。
Y字路の看板  この先、仁田沼へは Y字路 を折り返すように上に登るのですが、途中 2か所の紛らわしい道があります。
最初に木材切出用?の作業道が現れます、次に「仁田沼」という標示看板が現れますが、そちらに進もうとするとロープが張られ「作業中につき立ち入り禁止」となっています。

写真の看板が現れたら、そのY字路を仁田沼方面へ進んでください。
5. 仁田沼(にだぬま)
水芭蕉 看板 1周の標識 仁田沼入口
沼である証拠 注入路 排水路
 10万株ともいわれる水芭蕉が群生する仁田沼(標高640m)に到着です。

一見して 沼 というよりは 湿地帯ですが、1周してみると 確かに沼 であることが分かります。
小さな沼の周囲の湿地帯に水芭蕉が群生しているという感じです。
奇妙な?釣り? 男沼の前にて
6. 男沼(おぬま)

 男沼前にて 記念撮影 です。
そこに設置されている看板には標高650mとあり、女沼(標高532m)と同様、『大同年間(806年-810年)の山津波により、女沼と共につくられたと伝えられております。・・・後略・・・。』と書かれていました。
看板に書かれた詳細は、ここをクリックして下さい。

 さて、湖畔に設置されている看板には「ワカサギ・ハヤ・マス・コイ・ヘラブナ・タナゴ」とありましたが、前記「NPO法人土湯温泉観光まちづくり協議会」様発行の『森林セラピーマップ』には「ワカサギ・ギンギョ・ヘラブナ」とあります。
金魚がいるのだから「ギンギョ」?もいるのか?・・・、調べてみると口の周りに8本のヒゲがある「ゴンズイ」(別名:ギバチ)のことらしい。
環境省レッドデータブックでは「絶滅危惧U類」に指定され、栃木県レッドデータブックでは「準絶滅危惧種(Cランク)」に指定されているとの書き込み記事もありましす。

この沼で ”釣り人?” を発見したが、何を釣っているんでしょうかね?・・・。右上の写真をクリックすると写真が拡大されます。

7. あけぼの湿原
車道への出口 掘れてしまった下山道 湿地 あけぼの湿地
 あけぼの湿原は非常に小さな湿原のようです。湿原の中央が小高くなっており、そこを歩いて通り抜けると 左側に並行して設けられている通常のハイキングコースと合流します。
これを進むと、下り坂となりますが、その道の中央は エグラレており 歩きづらく 写真のように進みました。

 来春は、水芭蕉の咲く 仁田沼 に行ってみたいものです。

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