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Kaakaの世界
トレッキング/日光国立公園内/男体山(二荒山神社ルート)編(2009.08.23)

 男体山(なんたいさん)は二荒山神社のご神体山として日光国立公園の中禅寺湖北岸にそびえる火山で、栃木県内では、白根山(日光白根山:2578m)についで二番目に高い山であるとともに、関東第一の霊峰です。なお、標高は国土地理院により2003年10月07日に従来の2484.4mを2486mに訂正されています。

男体山の概要

 男体山へ登るルートには、二荒山神社の中禅寺湖側と反対の志津小屋からの2つがあります。
  1)志津小屋ルート(標高差約700m):2時間〜3時間で登れ、帰りは1時間半〜2時間チョットで下りることが出来るようです。
  2)二荒山神社ルート(標高差約1200m):登拝口から続く階段により1合目までは誰でもOK?です。
    しかし、ここから先は、戻ることも決断と言える おおよそ3時間半の根性物語です。
    1合目に遙拝所、これを過ぎるとさっそく急登が始まります。
    3合目と4合目の間は25分ほど舗装道路(工事用道路)を歩きます。
    4合目に石鳥居があり、ここからキツイ・きつぅ〜い登山道に入ります。
        後ろを振り向くと時折見える中禅寺湖が救いです。
    5合目には避難小屋があります。
    7合目にも避難小屋がありますが、ここからキツイ登りだけでなくガレ場になります。
        落石等に注意が必要です。
    8合目には避難小屋と滝尾神社があります。
    山頂に日光二荒山神社奥宮と太郎山神社、および二荒山大神像、並びに避難小屋がある。

この他に、「三本松コース」があるらしいが、このルートは昭和年代までは歩かれていたが、危険な所も多く、落石事故が発生したことから使われなくなった(あるWebには登山禁止とあった)とのことです。

今年、丸沼側から白根山(標高2578m)に登った経験(標高差約800m強)から、今回は標高差1200mの「二荒山神社ルート」を選択しました。

   【 区 間 】      上り     下り
   登山口 〜 1合目  5分      10分
   1合目  〜 3合目 25分     25分
   3合目  〜 4合目 25分     18分
   4合目  〜 5合目 15分     14分
   5合目  〜 6合目 20分     13分
   6合目  〜 7合目 33分     25分
   7合目  〜 8合目 27分     25分
   8合目  〜 9合目 25分     15分
   9合目  〜  頂上 25分     20分
        計   3時間20分 2時間45分 総計 6時間5分
            (途中休憩時間を含む。ただし、頂上付近での昼食含めず)

1.出発:2009年8月23日 午前4時30分 〜 到着:6時30分
駐車場入り口 駐車場
   二荒山神社中宮祠(ふたらさん ちゅうぐうし)の宝物殿の裏の登山者用駐車場(第1駐車場)を目指しました。
カーナビでは、「二荒山神社宝物殿」等で設定でき、入ってすぐの右手に第1駐車場があります。
なんと! 一般道を利用して2時間での到着です。第2駐車場は、右折せずに直進するとまもなく 右手にトイレ を見ながら 奥に第2駐車場があります。
・6時45分頃 身支度を整え、さぁッ! 出発!
 その前に これから先はトイレがないので、第2駐車場側のトイレで用を済ませてください。

2.登拝手続(入山手続)
唐門と男体山 登拝の定め  ご神体である男体山を後ろにした唐門(からもん)の右に立つKaakaです。

唐門右のクグリには、「登拝の定め」が掲示されていました。
  一 開山期間 5月5日 〜 10月25日
  一 開門時刻 午前6時(但し、受付は午前中に限る)
  一 受付・申し出記帳のこと
  一 入山料 大人500円(高校生以上)
          小人300円(小・中学生)
登拝御守護 受付
 唐門をクグルと、右側に「登山受付」があります。
ここで、入山料を払い、記帳をします。
『登拝御守護』がいただけます。

 開山期間は、年により変わることもあるようです。また、開門時刻も5時という時もあるようです。 さらに、入山料も登拝大祭期間は1000円らしいので注意が必要です。

3.登山開始:午前7時
登拝門 登拝道
 左の写真は、男体山の登山道入り口となる登拝門(とうはいもん)前にて撮影したものです。

この門をクグルと、右写真のような登山道にあたる登拝道(とうはいどう)(参道)があります。
こんな階段を登るのかなぁ・・・

一合目 4.一合目:7時5分 〜

 一合目の標識の手前に遙拝所(ようはいじょ)がありました。
これを過ぎるとさっそく急登が始まります。体力のない私たちには、結構キツイものでした。

三合目 5.一合目 〜 三合目:7時30分

 二合目の標識を見逃すほどに疲れて、黙々と登ること25分、ヤット三合目の標識があらわれました。
6.三合目 〜 四合目:7時55分
舗装道路 4合目 中禅寺湖  三合目と四合目の間は25分ほど舗装道路(工事用道路)を歩きます。
ここでチョット一息です。

そして、後ろを振り向くと中禅寺湖が見える位置からすぐのところに四合目の石鳥居があります。
7.四合目 〜 五合目:8時10分
避難小屋 5合目 中禅寺湖 登り
 四合目の石鳥居で舗装道路ともお別れです。
鳥居をクグリ、ここからキツイきつぅ〜い登山道に入ります。
後ろを振り向くと時折見える中禅寺湖が救いで、こんな息抜きを挟んで ヤット五合目に到着。ここには、避難小屋もありました。

六合目 中禅寺湖 8.五合目 〜 六合目:8時30分

 五合目以降もキツイきつぅ〜い登山道です。
このあたりも、後ろを振り向くと時折 中禅寺湖 が見え、頑張りどころです。

そして、六合目に到着。
9.六合目 〜 七合目:9時3分

危険 ゴッツン 岩場 岩場 登り
 六合目を過ぎると、キツイ登りだけでなく ガレ場 が多くなり始めました。
登るときには、足元だけでなく 前方にも注意が必要です。場合によっては、頭がゴツン という自爆事故が待っています(右上写真)。
避難小屋 七合目 中禅寺湖 中禅寺湖
 振り向けば 中禅寺湖 も ご覧の通り 見ることができます。
そして、七合目にも 避難小屋 がありました。

滝尾神社 八合目 ガレ場と鳥居 10.七合目 〜 八合目:9時30分

 七合目〜八合目には、落石等に注意が必要な場所が何箇所かありました。十分気を付けてください。

 なんとかたどり着いた8合目には避難小屋と滝尾神社があります。

九合目 溝のような道 中禅寺湖 11.八合目 〜 九合目:9時55分

 八合目を過ぎて間もなく、溝のような登山道を人為的に補修した道を登ります。
このあたりになると Chanがかなりの疲労の様相で、スローペースに陥りました。

中禅寺湖 こうして登ります 登山道 12.山頂への最後のアタック!

 軽石風の 赤土(石) を踏みしめ 最後の力 で 頑張りました。
このときには、Chanの左足が なかなか前に出ない という 苦戦状態に陥っていました。

1等三角点 現在の山頂 13.山頂です:10時20分

 国土交通省国土地理院が2003年10月07日に発表した「男体山の最高標高値が変わります」によれば、これまで国土地理院が公表している「日本の山岳標高一覧(1003山)」では、一等三角点「男体山」の高さ2.484mを男体山の最高地点としてきましたが、今回の測量で三角点より南西方向へ約11m離れた岩盤上に、約2m高い地点があることがわかり、この地点を最高標高値2,486mとすることとしたそうです。
避難小屋 御神像/二荒山大神 太郎山神社  ところで、山頂には日光二荒山神社奥宮と太郎山神社、および二荒山大神像、並びに避難小屋があるのですが、奥宮の写真を撮るのを忘れました。

湯ノ湖 日光白根山 西ノ湖 14.山頂からの展望

 南西の方向に 中禅寺湖が見えます。
 右回りに(西の方向)、西ノ湖が小さく確認できます。その向こうに見えるのは、多分 浅間山? 乗鞍岳? 草津白根山? と思われる山々が見えました。
 そして、戦場ヶ原が見えてきます。その奥には、日光白根山が見えました。
 さらには、湯ノ湖が見えてきます。その奥には、至仏山・会津駒ケ岳などが見えました。
男体山説明
 右写真は、頂上に設置されている 解説盤 です。写真をクリックすると拡大版が表示されます。

 さらには、別途スライドショーにて いろいろ紹介していますので、ご覧ください。

 1)山頂からの眺めを見る場合には、ここをクリックしてください。

 2)途中途中で見えた中禅寺湖の様子を見るには、ここをクリックしてください。

 3)途中途中で見つけた草花を見るには、ここをクリックしてください。

15.下山 11時55分 〜 14時40分
赤土?赤軽石
 山頂の下は、右のような地層となっています。
この辺りは、滑りやすいので十分に注意して下山してください。
ツライ登りでしたが、登って終わりでないのが登山です。下山完了まで気を緩めず・引き締めて、一歩一歩下山をしてください。
駐車場 唐門前 登拝門前  今回のトレッキングは、これまでにない標高差(約1200m)で、結果? Chanの足腰が 特に右足の筋を経て腰が 3合目で 悲鳴を上げ始めました。
1合目から下の石段あたりでは、Chanの足がヤット動く状態にまで悪化してしまい、何とか下山した次第です。駐車場は、朝の混雑とは違い、ご覧のようにガラガラでした。

 次は、志津小屋ルートを考えています。

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