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Kaakaの世界
お出かけ/岩船山高勝寺(天台宗) 編(2009.09.23)

 この秋、Kaakaの父の初彼岸を迎えました。
私達の住む地方では、古くから 「初彼岸には岩船山」 という風習があり、秋分の日の9月23日に施主を筆頭に10人で岩船山高勝寺に行ってきました。

岩船山の早い紅葉 岩船山の早い紅葉
駐車場から  岩船山高勝寺は、栃木県岩舟町にあり旧国道50号(現在36号(岩舟・小山線))を小山方面から来た場合、両毛線岩舟駅の手前付近を右折し、踏み切り先のT字路を左折し、岩船山登山口の十字路を左折して「岩船山駐車場」(無料駐車場)に車を停めます。
 途中、十字路付近の食堂駐車場にも駐車できますが、その際には食堂の利用が必要です。
また、足腰の弱いお年寄りがいる場合には、踏み切り先のT字路を左折してすぐに右折のY字路がありますので、これを利用すると、中腹の駐車場又は高勝寺山門横の駐車場に行く事ができますが、当然? 有料 となっています。
なにせ、高勝寺へはすべて石段を登ることとなり、約600段はあるといわれています。足腰に不安のある方は こちらをお勧め します。
登山口 参道 左の岩場  さて、登り始めて ビックリ

  ・参道左右の彼岸花(曼珠紗華) と

  ・上には紅葉の始まった木々の葉っぱ

この コラボ が素晴らしい。
田園風景 田園風景 田園風景
 先ほどの駐車場の標高は約40m、そして、600段の階段を登った先には、173mの岩船山があり、そこからは見事な 田園風景 を見ることができます。

最初に山門が現れます。
高勝寺山門  岩舟町教育委員会が掲示する看板によれば、
『宝亀八年(西暦7775年) 第四十九代光仁天皇の御代(みよ:在位期間) 伯州(はくしゅう:鳥取県中・西部)大山の僧 広誓坊明願によって開山された岩船山は、関東の高野山日本三地蔵の第一の霊場と言われている。
先住民族の間に高い岩肌の出た山に霊魂が集まり、死ぬと霊はこの山へ昇ると言う宗教があった。岩船山は死者の集まると所、霊魂の集まる所として民俗学的に非常に貴重な山である。
岩船山とは、山全体が一艘(そう:比較的小さい船を数えるのに用いる。)の船の形をしており、子供の霊を供養する所である。また位牌(いはい)がなまって、岩船となったとも言われている。本尊は、子育子授地蔵としても有名であり、徳川四代将軍は岩船地蔵の申し子といわれている。
享保年間に諸堂の大改修が行われ、寛延四年(1751)に三重の塔が建立された。その頃、岩船節といわれる念仏が関東一円に流行したといわれ、昭和十六〜七年頃まであった。
踊り念仏はその名残りといわれている。
なお、春秋の彼岸には関東一円より多くの人々で賑わう。』
昭和四十七年四月
岩舟町教育委員会

三重の塔 血の池 高勝寺鐘楼
 左手奥には、県指定文化財・高勝寺三重塔(江戸時代中期 寛延四年 1751年、銅板葺、高さ 19m)があります。

 さらに左側には、県指定文化財・高勝寺鐘楼。

 さらには、本堂左前には ”罪を犯した女性が堕ちる” といわれる その名も 血の池 があります。
塔婆 右側建物 高勝寺本堂
 血の池の先 そして本堂の左奥には 無数の塔婆 が山頂に向かって置かれています。

高勝寺は天台宗の寺ですが、この塔婆は宗派を超えて春秋の彼岸に関東一円より集まった多くの方々がお参りした証です。私(Kaaka)の実家も 真義真言宗 ですが お参りしました。
 本堂の右手奥には、「孫太郎尊」があります。
孫太郎尊 展望台  上杉謙信が北条方を攻めたとき、奮戦の末、上杉方を撃退した戦いの中に、松田孫太郎康郷(1540〜1609)がいたそうです。この時の様子を上杉謙信が
  「岩舟山に赤鬼の住むと沙汰しけるは、一定彼がことなるべし。」
と感嘆したとことで有名になり、鬼孫太郎、松田の赤鬼などの異名を取り大いに武名を高めたそうです。
北条氏が滅亡した後は結城秀康に仕えた。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

 この左手を登ると 展望台がありますが イマイチ の見晴らしでした。
奥の院 山頂?
 大辞泉によれば、「奥の院」とは、「寺社の本堂・本殿より奥にあって、開山祖師の霊像や神霊などを祭った所。」とあります。

高勝寺の奥の院は、本堂の右手奥にありました。
地蔵が降臨した神聖な場所=奥の院ということで、三体の地蔵が岩上に立てられたが、岩に至るまでの道が崖崩壊の危険で立ち入り禁止のため今は数百m手前の位置に移設されて左写真の通りです。

本来は、右側写真の奥にアーケードが見える奥にあった???
下りました 途中の駐車場 下山 下山
 さあ、下山です。9月の秋分の日の 関東の173mの山での この紅葉 あまりの紅葉に ビックリでした。

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