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Kaakaの世界
トレッキング/栃木県・阿夫利神社〜大小山〜妙義山〜越床峠〜
        足利鉱山〜大坊山〜大小山〜阿夫利神社編(2010.01.31)

大小山のパノラマ
大小山(だいしょうやま)の由来

 大小山は古くは鷹巣山(たかのすやま)といい、伝説では鑁阿寺(ばんなじ)開祖である足利義兼(あしかがよしかね)の祖父である源義国(みなもとよしくに)が鷹狩りの鷹を逃がしてやったという故事に由来する。山蔭の岩場に懸けられた「大」「小」の大文字はJR両毛線の車窓からも望まれる。登山口にある阿夫利神社(あぶりじんじゃ)は大天狗、小天狗の棲む霊場として当時は多くの信徒で賑わったという。
                                 出典:阿夫利神社駐車場看板より

    注)阿夫利神社の読みは、神社駐車場右にあるカラー看板は”ありじんじゃ”と「ふ」が濁音ですが、
      神社の左にある白い看板は”ありじんじゃ”となっています。

 さて、国土地理院の地図などでは313.6mの山を「大小山」としていますが、実際に現地に行ってみると、文字の掛かっているピーク(282m)を大小山、高い方のピーク(313.6m)を妙義山と表示しており、2つのピークの両翼に広がる稜線一帯から山麓の阿夫利神社あたりの山全体を 「大小山」と呼んでいるようです。すなわち、妙義山というのは「大小山」を構成しているピークの一つとしての呼称のようです。

大小山(尾根縦走)
1. 阿夫利神社前の駐車場へ
阿夫利神社の地図

 「阿夫利神社」(あふりじんじゃ)で検索すると、神奈川県伊勢原市大山にある大山阿夫利神社が多くヒットします。
今回の阿夫利神社は、栃木県足利市西場町から山に入り、大小山へのハイキングコースの入り口駐車場上に鎮座しています。
 さて、私のカーナビで阿夫利神社を検索してもヒットしません。住所の足利市西場町1084番でもダメでしたが、隣の鳳仙寺の住所:足利市西場町756番地ではヒットしました。
これもダメな方は、国道50号線を佐野から足利に向かって下羽田町交差点を右折してフルーツラインに入り、両毛線を超えて間もなく旗川小学校手前の交差点を左折し、富田中学校を目指し、富田中学校から西へ約50m行った付近にある標識ポールを目印に右に折り返すように 小道 に入ってください。
阿夫利神社前駐車場 鳳仙寺前 大小山の文字 標識ポール
その後は 山肌の「大小」の文字が目印です。
最初に現れるのが 天台宗正善寺別院鳳仙寺です(上の右から2つ目の写真)。
ここで、さらに細くなる 真っすぐな道に車を進めてください。50m程で阿夫利神社前の駐車場に到着します。(上の右端の写真。綺麗さは保障できないがトイレあり。)
この駐車場がいっぱいになったら鳳仙寺の手前・左に第2駐車場があり、利用できるようです。
富田地区観光協会案内板 総合案内板
標識  駐車場には二つの看板がありました。今回は、男坂・女坂から 大小山〜 妙義山 と 右回りのコースを事前に考えていたので、「大小山/見晴台 登山道」に進みました。

2. 阿夫利神社石尊の滝

分岐  登山道を10m程歩くと 登山道の分岐 となります。

上の2つの案内板には 滝通り登山口 の紹介がありません。
私達は、男坂・女坂の登山口に進みました(帰りは、滝通り登山口から下山して来ました)。
石尊の滝 阿夫利神社  昭和五九年八月に作られたと記された「西場町文化財保存会/足利市教育委員会」の看板によれば

 創立年代は不詳、初めは石尊宮と称したが、明治維新の際に阿夫利神社と改称した。後方の山を鷹巣山(たかのすやま)と称し、古来から大天狗、小天狗の住む霊場と伝えられ、中腹に大小の大文字が岩に懸けられて関東平野の名物であった。 神社背面の滝を石尊の滝と称し、往時には(昔)四番滝まであり、滝にうたれる信仰の徒が関東一円から集まり大変な賑いを示した。

タバコ 消防隊員(署員・分団員?) 3. トレッキング開始

 さて、この日は 放水訓練?があったようで、写真のように消防隊員(署員・分団員?)がいました。
山火事 を想定した訓練と思われますが、ここで、一つの疑問?・・・。 イザッ!という時の消防隊員の活動には頭が下がりますが、消防服姿で 山中で喫煙 という今回の姿は、これでいいのでしょうか? 多くのトレッキング者が見ていたと思います。
場所によっては、山中に灰皿が置かれている山もあります。山中は禁煙、山中に吸い殻入れを置くこともやめる という提案はどうでしょうか?

4. 男坂/女坂

 左に女坂、右に男坂 当然?男坂を登りました。
間もなく大小山仙閣神社です。少々 岩場があるのが男坂 のようです。そして、合流地点です。
男坂・女坂 合流 登り 大小山仙閣神社 標識
見晴台 大小山山頂
5. 大小山山頂(282m)

 見晴台には、東屋があり休憩が出来ます。
見上げると 小大 の大文字。

間もなく 大小山(鷹巣山)山頂に到達します。
山頂からの眺めです(スイングパノラマ機能のカメラにて)。
山頂から

自転車 妙義山山頂 6. 妙義山山頂(313.6m)


 こんな所にまで 自転車男 がいました。これまでも、何度か見たことは有りましたが、乗っている姿は見たことがありません。
山頂からの眺めです(スイングパノラマ機能のカメラにて)。
山頂から

岩場 7. 3つの(名もない)ピークを超えて

 当初の目的・計画は 阿夫利神社〜 大小山〜 妙義山〜 右周りにて阿夫利神社へ下山 でしたが、妙義山にて、 ”この先の あの休憩所まで行くと また違う景色が見られるよ” との周囲のアドバイスにより、この先まで遠征することにしました。
まず 岩場を越えなければなりません。
 最初に現れたピーク付近(左下の写真)には 「(左)大坊山・やまゆり学園・大小山(右)」の看板がありました。
自転車の方は、ここを ”けおとし” と呼んでいました。
この3つのピークを経て 越床峠 までは、岩場が多く、気が抜けません。
ピーク3 岩場 ピーク2 やまゆり学園への分岐・ピーク1

8. 越床峠〜 お休み処(山頂番屋/緊急番屋)〜 足利鉱山
越床峠
 越床峠(こしどことうげ)にやってきました。”越し処”すなわち「峠」という説明をするWebを見つけました。
 さて、標識には、左に「足利病院」、右に「越床峠トンネル」「鳩の峰・塩坂峠・山王山」、先方に「大坊山」と表示されていました。
大坊山に向けて歩きます。
お休み処/番屋 お休み処  間もなく、「お休み処」の看板が現れます。
ここには「山頂番屋」「緊急番屋」があり、小休止が可能です。

この番屋は、この山の持ち主でもある資産家(採石場の経営者)が建てた(2007年?)と Web で紹介されていましたが、ここで聞いた情報では ”入院中” とのことでしたよ。
お休み処からのパノラマ
危険  お休み処で 昼食&休憩。

その後、足利鉱山目指して歩くこと数分、「関野建材工業梶@足利鉱山」と「この先危険につき 足元注意」の看板がありました。
この山の持ち主が資産家(採石場の経営者)なのか?・・・

石切り場(関野建材工業足利鉱山)を見下ろす地点です。ここから パノラマ撮影しました。
石切り場

9. ツツジ山〜 大坊山〜 大山祇神社

 石切り場を見てから、一旦下がり、すぐに右折して尾根沿いに 大坊山(だいぼうさん)を目指しました。
途中、ツツジ山があるとの各種サイトでの紹介ですが、標識もなく不明でしたが、途中にピークがあった2か所ほどあった、2つ目かなと思っています。
ツツジ山?付近にて
大坊山山頂にて  大坊山(285.4m)の山頂部はかなり広く神社跡や石碑、石祠があり、あるサイトでは ”山頂は城跡でもあるらしい” との紹介もあった。
なお、栃木県神社庁のサイトで調べると、久安年間(約八五〇年前)に山頂に大山祇神社が建立されたが、その後、昭和四十年に落雷で全焼してしまったとの紹介がありました。
 このように、由緒ありそうな山頂で、広場の南側には参道の名残の石階段も残っているが、「栃木百名山」のリストになく、詳しく紹介した記事も見つけられなかった。残念です。
大坊山山頂の様子
大山祇神社  さて、南側の石階段(参道)を使って大山祇神社方面に向かいました。
さて、大山祇神社をなんと読むでしょうか?・・・
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べると、、愛媛県今治市大三島町にある神社と、福島県西会津町にある神社が ”おおやまずみじんじゃ” と紹介されています。
しかし、これから行く 足利の大山祇神社 は紹介されていません。そこで、栃木県神社庁のサイトで調べたところ、足利の大山祇神社は ”おおやまぎじんじゃ” と呼ぶそうです。
 大坊山の中腹に社殿と参道がある現在の大山祇神社は昭和四十四年に完成したそうで、春祭り・秋祭りには、毛野大坊山ハイキング大会も開かれるそうです。(栃木県神社庁のサイトより)
大山祇神社からのパノラマ
子の権現社  麓に向かって降りて行くと 「子の権現社」(ねのごんげんしゃ) の看板がありました。

                   子の権現社
 御祭神(ごさいしん)は大己貴命(おおなむらのみこと)で、出雲大社に祀られている大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名です。伝説に依ると大己貴命は旅好きの神様でした。
大変な健脚で鉄の草鞋(わらじ)を履いて、旅をしたと言い伝えられています。
それにあやかって 昔から足腰の神様として、厚く信仰さけております。

10.麓の集落を経て 再び 大小山へ

 麓に下りて、集落を通り、やまゆり学園に向かいました。後ろを振り向くと、先ほど歩いてきた山々が見えます(下の写真の左の山が大坊山)。
麓の集落から見た山々
梅の花  途中、開花が始まった麓の 梅林 を見ながら、やまゆり学園を目指しました。
やまゆり学園が、大小山への登山口となり、大小山を越えて阿夫利神社の駐車場に戻ります。
登坂中のパノラマ
分岐点を右折 分岐点を左折  大小山山頂まで戻らずに、その手前の分岐点を右折して、滝通り登山口を経て阿夫利神社へ戻るコースを選択しました。
左の写真が、大小山山頂手前の分岐点です。
右の写真が、滝通り登山口へ向かう分岐点です。
左後ろに「大小」の文字 石尊の滝  左後ろに「大小」の文字を見ながら下山を続けると、「石尊の滝」に出ます。
もうすぐ、阿夫利神社です。

今回も無事に下山が出来ました。

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