Kaakaの世界 / トレッキング・磐梯山 編 (2009.10.12)
『磐梯山(ばんだいさん)は福島県猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる山で、猪苗代湖の北にそびえる活火山(成層火山)で標高1,819mある。会津富士(あいづふじ)、会津磐梯山(あいづばんだいさん)とも呼ばれている。日本百名山の1つ。
広義的には、主峰磐梯山のほか、赤埴山(1,430m)、櫛ヶ峰(1,636m)を含めて「磐梯山」ともしている。磐梯高原を含めて磐梯朝日国立公園に属する。
元は「いわはしやま」と読み、「天に掛かる岩の梯子」を意味する。
磐梯山の麓は南が表磐梯、北が裏磐梯と呼ばれる。表磐梯から見る磐梯山は普通の山であるが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿を見せる。
磐梯山の主な登山口は、次の6つである。
1) 八方台登山口(八方台→中の湯→弘法清水→山頂)1時間30分〜2時間30分
2) 表登山口(猪苗代スキー場→沼の平→弘法清水→山頂)3時間〜4時間
3) 渋谷登山口(磐梯国際スキー場→沼の平→弘法清水→山頂)3時間〜4時間
4) 川上登山口(川上温泉→火口原→弘法清水→山頂)3時間30分〜4時間30分
5) 裏磐梯登山口A(裏磐梯スキー場→中の湯→弘法清水→山頂)2時間分〜3時間30分
裏磐梯登山口B(裏磐梯スキー場→火口原→弘法清水→山頂)2時間30分〜4時間
6) 翁島登山口A(猪苗代リゾートスキー場→山頂)2時間30分〜3時間30分
翁島登山口B(猪苗代リゾートスキー場観光ゴンドラ→山頂)1時間30分〜2時間30分』
1.出発 〜 八方台駐車場(1580m?)(AM6時50分)
今回のトレッキングは、八方台登山口からのアタックです。
私のカーナビでは”八方台”が検索できず、”磐梯山コールドライン”を探しその中間点付近で、右に”中の湯”がある付近をゴールに設定しました。
さて、磐越道に入ると、目指す磐梯山が見えてきましたが、まさに暗雲?・・・ というか ・・・綿アメのような雲で山頂が覆われた磐梯山が現れました。
見晴台「山湖台」に到着しました。
2.八方台駐車場 6:50 7:10スタート 〜 7:35中の湯 〜 8:30お花畑 〜 8:40弘法清水 〜 9:20山頂 (1819m)
朝の6時50分というのに、八方台(はっぽうだい)駐車場では カードマンの交通整理が始まっており、ほぼ8割近い車で混雑です。
駐車可能台数は約180台とも言われていますが、もう少し遅れると 路肩駐車になるところでした。
7時10分 スタートです。しばらくは傾斜が緩やかな幅の広い登山道が続きます。
7時35分 かつての秘湯 中の湯 に到着です。
左写真の私の後ろには、温泉宿の廃墟と源泉が僅かに湧出する乳白色の池があり、硫黄臭が漂っていました。
中の湯の右側の湿地に敷かれた木道を通り、その後の階段を上がると本格的な登りとなります。
本来は、尾根づたいを歩くことから周囲が見えるはずでしたが、雲海の中・ガスの中?に入ってしまい、視界は開けませんでした。
8時30分 分岐標識です。私達は、左折して お花畑経由山頂 を選択しました。
台地状の地形が目の前に現れましたが、今の時期 お花畑? ではありませんでした。
また、本来であれば、櫛ヶ峰や目指す磐梯山が見えるはずでしたが何も見えません。
8時40分 お花畑を半周すると 2軒の売店(岡部小屋と弘法清水小屋)と湧水が得られる弘法清水(こうぼうしみず)に到着です。
この様子は、下山にて再び紹介します。
さあ 最後の登りです。少々急な登りが続きますが、頑張りどころです。
9時20分 石の祠が置かれた山頂に到着しました。本来であれば、南に猪苗代湖を見降ろし、吾妻連峰・安達太良山などが一望に360度の大パノラマが展開することを期待しての登山でしたが、ガス?の中に入ってしまい 視界ゼロ に近いものでした。
山頂にて、ガスが切れるのを待つこととし、チョット早い昼食としましたが、それでもガスがとれません。
3.下山開始 10:05
シビレをきらし、ついに下山開始。
ところが、下山を開始して間もなく、天候回復です。
途中、左写真のように湿原地帯「沼の平?」を見ることができました。
沼の拡大写真を右に掲載します。
4.弘法清水
弘法清水に着くころには、天候が急速に回復しました。
休憩敵地となっている ここ弘法清水 では、多くの登山客が 休憩&昼食 の時を過ごし、2軒の売店も大忙しでした。
下の写真は、弘法清水から見た 左から桧原湖 曽原湖 小野川湖 です。
右の写真は、弘法清水にて撮影した、左から バックが磐梯山 中央:バックが桧原湖など3湖 右:噴火口をバックにした写真です。
10:50 弘法清水を後にし、お花畑を経由しない最短コースでの下山を開始しました。
5.お花畑
最短コースでの下山を開始したものの、天気の回復により、お花畑からの眺めをもう一度確認しようと、分岐点まで下山後に、再びお花畑を目指し、そこで記念撮影です。
11:25 お花畑を後にして下山開始。
6.紅葉の中を下山
登りでは見ることができなかった光景≒紅葉が、このように見ることができました。
下山途中には展望所がいくつかあります。
この位置からは、桧原湖 や 銅沼(あかぬま)を見ることができました。
銅沼は、赤サビ色の岩石が浮かんだ沼です。
その後、登りの際には気付かなかった小さな沼を見ることができました。
7.かつての秘湯「中の湯」 12:35
秘湯 中の湯 の廃墟付近から、磐梯山と紅葉を見ながら 小休止 です。
13:00 に 再び下山を開始しました。
8.八方台駐車場に戻る 13:20
う〜ン! なんか物足りない。
山頂から何も見えなかったことが 気持ちの中に・・・
そこで、看板「ようこそ! 見どころ満載のゴールドラインへ」を確認すると、磐梯山を眺望できる猫魔八方台があるとの解説がありました。
9.猫魔八方台
ここまで約20分、来たかいがありました。
素晴らしい眺めでした。
10.帰路
14:00 八方台駐車場に戻りました。
これからが大変です。
途中、お土産として 柏屋の饅頭を買い、高速を使っての帰路でしたが、渋滞情報により、途中から一般道へ迂回しました。
ところが、その一般道も大渋滞。
結局、行きが2時間50分だったものが、帰りは5時間半も要してしまいました。
日曜・祝日の高速道路1000円は、・・・。