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Kaakaの世界
お出かけ/福島県への”リンゴ買い”と”あぶくま洞見学”編(2008.12.07)

 ここ4年ほど、冬になると”福島県福島市へのリンゴ買い”へお出かけしています。
私(Kaaka)の伯母夫婦に紹介されたリンゴ農家であるSD家への旅ですが、リンゴ買いだけの旅ではもったいないので、いつもどこかに立ち寄ることにしています。
今年の立ち寄り先は”はるかな時が創りあげた幻想美の世界”として紹介されている福島県田村市にある『あぶくま洞』に決めました。
Kaakaは約30年強、そしてChanは約30年弱前に訪れた経験がありますが、その記憶は他の鍾乳洞と交錯しているようです。
  ・例えば、Kaakaは山口県の秋芳洞、Chanは岩手県の龍泉洞の記憶と一部で・・・。

 平成20年(2008)12月7日AM8時 さあっ! 出発です。
三春のさくら湖 那須高原SA
ETCの100km割引を利用するために”矢板IC〜郡山IC”へと道を進めましたが、休憩地の「那須高原SA」でビックリ・・、小雪・・です。そして、郡山ICで降りると、日陰の車には雪が積もっていました。
関東の私には、チョット甘い判断の福島走行でした。
私達の車のタイヤはノーマル(夏)タイヤ、”もしかして、この先進めないのかな?”と思いつつ、車を進めると、『三春の滝桜』で有名な「さくら湖」を経て、「あぶくま洞」へと到着することができました。
駐車場 看板 切羽面 表示

ラベンダー ゲート 表示看板  「あぶくま洞」の表示看板を前に 記念撮影 です。
さあっ! 入場ゲートです。
入場ゲートを歩いていくと、左手の斜面に見えたのは ラベンダー畑です。初夏には綺麗なことでしょう。
入口  いよいよ”入口”です。
田村市観光ガイドには、次のような記載がありました。『鍾乳洞ができる条件のひとつは、地表に近いところに石灰岩層があり、そこに割れ目や断層が生じていることです。石灰岩は雨水に溶けやすいという性質を持っています。地表から浸透した雨水は少しずつ石灰岩を溶かし、長い時間をかけて鍾乳洞を作り上げるのです。また、あぶくま洞の中にある「クリスマスツリー」や「石化の樹林」と名付けられた石筍・石柱は、水に溶けた石灰岩の沈殿物からできています。それらは、ゆっくりですが、今もなお成長し続けているのです。』
コース案内
看板 鍾乳石は1cm生長するのに70〜100年かかると解説されていました。 天井から水が落ちる時に石灰分が天井に残ってできた「つらら石」や「鍾乳管(ストロー)」、床に落ちた水の石灰分がタケノコのように堆積した「石筍」、つらら石と石筍が伸びて柱状につながった「石柱」などがあります。石筍・石柱は「クリスマスツリー」や「石化の樹林」と名付けられています。
看板 (発見時入口)旧出口  入るとまもなく「概要」が書かれた看板がありました。 そして、少し先には「発見時入口」の看板があり、このように鍾乳洞内の看板は、4ヵ国語でできていました。
妖怪の塔 妖怪の塔  【妖怪の塔
 光の当て方と、撮影位置(方向)により、変化に富んだ妖怪の表情が表れます。
Kaaka 白磁の滝  あぶくま洞内の平均温度は15℃、湿度は90%とのことです。

 さあっ! そんな中を進んでみましょうっ!

 【白磁の滝
入口から100m、出口から500mの位置に、大きく流れ落ちる滝のような「白磁の滝」(鍾乳石)が現れました。
畳一枚程度の大きさでした。

 さらに進むと、探検コースと一般コースとの分岐点がありました。
「一般コース」は”100段の階段を登るコース”と紹介され、「探検コース」は”あなたもプチ探検 レッツチャレンジ”とありました。
もちろん、探検コースを選択です(入場には別途200円必要)。
分岐点 冒険への入口 洗心の池  探検コースのゲートをくぐると、ここからは数千万年前から時を隔てた神秘の世界への遭遇が続きます。

まず、最初に現れるのは「洗心の池」です。
大きなつらら石? Chan Kaaka  ここでアドバイスです。
冒険コースは、丸太の梯子状デッキを歩いたり、狭い通路をカガンデ通ったり、狭い急な梯子を登ったりと、差別用語?ですが”デブ”の方は遠慮した方がいいと思います。
私?はともかく、9月からはじめた「バナナダイエット」のオカゲでChanも無事通過できましたがね・・。
滝根富士 地底の精霊 狭いね  さて、狭いところが多く、また、後続の方たちもいて、ゆっくり写真も撮れずに通過しましたが、皆様っ!、是非 冒険コース を歩いてください。「滝根富士」「地底の精霊」と、それだけの価値がありますよ。

  まさに、プチ冒険 アドベンチャー気分満喫でした。

   【滝根御殿
探検コースと一般コースとが合流する滝根御殿に到着しました。
せせらぎの間 石化の樹林 ここは、公開部分最上層にある高さ29mのあぶくま洞最大のホールで、様々な形の鍾乳石が観察できるメインスポットです。
 左の写真は「せせらぎの間」です。
そして、右の写真は「石化の樹林」で、その奥には 約2500mの「未公開部門」があるそうです。
その先には、”不思議な世界”があることでしょう。
観音像 滝根の斜塔 ・左写真が「観音像」です。壁面を流れ落ちる地下水の石灰分が再び結晶し滝のような形になったものをフローストンと呼び、国内5位(20m)の大きさを誇ります(ビックフローストン)。

・右写真が「滝根の斜塔」です。下の方は「洞穴サンゴ」と呼ばれ、『針のような結晶を核に成長した小さな鍾乳石。海のサンゴのような形をしています。』と紹介されています。
黄金柱 月華の滝 ・左写真が「黄金柱」です。写真の中央上から剣先のように下がっているのが「クリスタルカーテン」です。クリスタルカーテンは、『幕状の鍾乳石で、光を透かし石の模様を見ることができる大変貴重なものです。』と紹介されています。

・右写真は「月華の滝」です。写真で、中央やや左に白く見えるのが「洞穴シールド」です。『上部が円盤状になっている、稀にしか形成されない大変貴重な鍾乳石です。ココまで大きなシールドは、あぶくま洞以外では見ることはできません。』と解説がされています。
不滅の滝 ・右の写真は「不滅の滝」です。
たぶん、流れ落ちる滝のように見えるツララのようなものが「ボックスワーク」と呼ばれるものと思われます。
『ボックスワークは、天井や壁面に網目状に形成されるため、めったに見られない大変珍しい鍾乳石です。』と解説されています。
滝根御殿展望台 滝根御殿全景  滝根御殿展望台からの眺めです。
私のデジカメ(ソニー製DSC-W170)では、ストロボの光量が足りず? 右写真のようなものしか撮れません。
実際には、”はるかなる歳月をかけて形成された鍾乳石”が、人工的な光の演出に映し出され、その美しさを見せ付けています。
是非、皆様の目で見ていただきたいものです。
竜宮殿】 あぶくま洞内第二のホール
竜宮殿 きのこ岩 長径32m 短径16m 高さ13mのホールで、滝根御殿にはない分厚いフローストンや巨大石筍などがあります。

 右写真は「きのこ岩」です。表面の凹凸が きのこ のように見える珍しい形の石柱です。
リムストーン 樹氷 クリスマスツリー 右下の写真を、左から順番に紹介します。

・「クリスマスツリー」は巨大石筍です。表面はツララのような石筍で飾られています。

・「樹氷」も巨大石筍です。樹氷のように見えますよね。

・「スリムストーン」は、クボミに地下水がたまることで、田んぼの畦(あぜ)のような形に生長した鍾乳石です。

 【月の世界】 調光システムにより、「夜明け」〜「夕暮れ」までの移り変わりを 約2分 で演出しています。
月の世界/ストロボ撮影
 右の写真は、夜間の状態(ライトアップ無し)において、ストロボ撮影したものです。

下の写真は、「日本の鍾乳洞で初めて舞台演出用の調光システムで、様々な色のライティング」を実演したものです。
左から 1)夜明け 2)朝日 3)日中 4)夕暮れ となっています。
月の世界/夕暮れ 月の世界/日中 月の世界/朝日? 月の世界/夜明け?
 鍾乳洞から、外に出ました。
外の景色/切羽 娘? Kaaka?  昔、石灰の採掘をしていた「切羽」に出てきました。
駐車場には、右のような石像がありましたが、
左側の子犬を抱く少女は、昔風の少女で ウン十年前の Kaaka ソックリです。
そして、右側の小鳥と一緒の少女は Kaakaの娘に似ていました。
 さあ、最終目標の”リンゴ買い”に向けて、再出発です。目指すは、福島西IC付近のリンゴ農家「SD家」です。
車内のリンゴ リンゴ畑 福島の山 福島の山
 山々の天辺は”雪化粧”てのようです。リンゴ畑には一つのリンゴも実っていませんでした。
そしてSD家にてリンゴを買い(16kg入り10袋、10kg入り1箱)、お茶をいただき、”また来年来ますね”といって帰ってきました。

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