Kaakaの世界/お出かけ
群馬県みどり市・小平の里公園(小平の里鍾乳洞)・親水公園(野口水車)
〇 2017年2月1日(水曜)
中国の春節(旧正月)を利用した一時帰国です(1/26帰国)。
お土産の「風鵝/Goose Steak」を食べてみました。
鵝=Goose=ガチョウ だそうで、「ガチョウ」はカモ目カモ科ガン亜科の鳥で雁の仲間、白い姿はアヒルに似ているが互いに別の種だそうです。
非常に多くの油が出ているが 味は美味しい?(私の感覚では・・・です)。
スーパーで購入した日本酒「越後桜」が進みます。
〇 2月2日(木曜)
群馬県みどり市の「小平の里」(おだいらのさと)に行きました。
鍾乳洞があり蝋梅(ろうばい)の花が咲いているというので来たのです。
駐車場から見て右側に「狸穴亭」があります。
石臼で挽いた粉を用いた手打ちうどんや手打ちそばが人気のお食事処です。
ここで、「狸穴天婦羅そば」を食べました。美味しい蕎麦でした。
小平の里公園に行くには「狸穴橋」を渡っていきます。
『まみあなばし』と読むようです。
小平の里鍾乳洞です(湿性植物園の入場利用込みで大人一人310円)。
現地の説明看板の主旨は、『この鍾乳洞は明治7年2月8日 石炭岩の原石採取の発破で発見されたもので、当時一人当たり160文の入洞料で一般の人に参観させていた。その後、十年くらいで入口が何かの理由で埋まってしまい、それから、この石灰岩の山に鍾乳洞があったという言い伝えだけが残った。
昭和59年(1984年)、地元からの陳情を受けて、町が『岩屋参詣人名記』や『岩穴くどき』など鍾乳洞の存在を裏づける古文書などをもとに発掘した結果、同年10月24日に入口を発見することができ、小平鍾乳洞が100年の眠りからさめた。明治大学地底研究部員によって内部を調査した結果、洞内の奥行が約93メートルあり洞内二次生成物のなかには、日本の鍾乳洞の中でもあまり見られない、ヘリクタイト(重力の原則に反して曲がっているストロー)、ヘリグマイト(同じくモヤシ状になっている)、ボックスワーク(箱状のもの)など、非常に貴重な生成物があることが分かり、規模は小さいが発見の経緯とともに、学術的にも貴重な鍾乳洞なのです。』と紹介されていました。
湿性植物園は、鍾乳洞を出て右に行くと 木戸があり その先にあります。
『山野草など四季折々に花があります。早春から初夏にかけてカッコウ草、アヤメ、ショウブ等、冬はロウバイなどがあります。』と紹介されています。
あるサイトには 約400本の蝋梅(ロウバイ)があるというので 行って見ました。
数えてはいませんが 1000本はなかったでしょう?
小平の里から車で2分ほどのところに「親水公園」があります。
ここに、日本一の大きさの水車があるというので行って見ました。下の水車はその水車ではありません。
野口水車保存館には、明治から昭和にかけて約45年間精米や製粉の動力として稼働していた水車が保存され、いまでも精米・製粉が行われています。
帰りに「コノドント館」に立ち寄ってみました(大人200円)。
紹介記事によれば、『みどり市大間々博物館(コノドント館)は、大間々地域の資料を展示する総合博物館(旧称・大間々町歴史民俗館)として、昭和63年4月に開館しました。展示室は、旧大間々銀行の建物を活用したもので、大正期の洋風建築として貴重な近代化遺産です。開館以来、この地域に残る貴重な資料の調査・研究・収集・保管のための活動を行ってきたほか、分かりやすい常設展示やタイムリーな企画展などを通じ、「楽しめる博物館」として、多くの人たちが気軽に知識と遊びに来られるための環境づくりに努力しています。』
右上を見てください。『おもいでの昭和30年代』・・・ 懐かしいですね。
さて、「コノドント」と何? ウィキペディアによれば『コノドント( Conodont)は、カンブリア紀から三畳紀(6億年前から1億8千万年前)の地層から発見される歯状の微化石である。一般に大きさは0.2ミリ〜1ミリ程度。
動物体の一部の化石で、その正体は長く謎のままだったが、世界中で発見され示準化石として様々な成果を挙げた。発見された化石が魚の歯に似ていたため、円すい状の歯を意味するコノドントと命名された。』 皆様 理解できましたか?
※ 示準化石(しじゅんかせき)とは、
その化石の含まれる地層が堆積した
地質時代を示す化石である。
右のコノドント動物の想像図は国立科学博物館のホームページからの転載で、ウナギに似た細長い形をした生物であったと考えられています。