Kaakaの世界/トレッキング
筑波山系宝篋山・極楽寺コースを登る(2016.2.10)_前編
〇 2016年2月10日(水曜)
中国からの一時帰国を利用し 日本でのトレッキング。
行き先は茨城県つくば市と土浦市との境に位置する標高461mの「宝篋山」(ほうきょうさん)。
筑波山(右写真)から南東に連なる筑波連山の支峰の一つで、地元では小田山と呼ばれている。
東には日本で2 番目の面積を誇る霞ヶ浦、遠くに太平洋(鹿島灘)を望むことができます。また南西には関東平野を一望でき、空気の澄んだ日には富士山が、北には名峰筑波山、その先には榛名山・赤城山・日光連山と360 度のパノラマを楽しむことができます。
春は、ヤブツバキ・コブシ・山桜・フジ・ツツジなど多彩な花々で飾られ、夏は新緑に覆われ、秋は山一面の紅葉と、登山者を一年中飽きさせない景観となっており、そのままの自然が残されています。また周辺には、遺跡や文化財も数多く点在しています。
宝篋山の登山コースは、山の南西側から登る極楽寺コース、常願寺コース、小田城コースと、 山の北西側から登る山口コース(1)、山口コース(2)、新寺コースの6コース。 南西側の主登山口はつくば市小田の小田休憩所、北西側の主登山口はつくば市北条の大池公園となる。
− 以上、「宝篋山トレッキングマップ」
(つくば市経済部 観光物産課)から抜粋 −
13時 小田休憩所に到着。
休憩所は改装中でした。
駐車場は平日の昼時なのに20台を超える車が止まっていました。
今日は、極楽寺コースを使って山頂を目指すことにした。
13時15分 五輪塔がありました。
鎌倉後期に建てられたと言う三村山清冷院極楽寺奥の院の「石造五輪塔」です。
これより先は、沢沿いに上っていきます。
沢沿いにあった滝を紹介します。
右写真は慈悲の滝、五条の滝、
左下から右へ こころの滝、白滝、葵の滝 です。
「富士岩」と名付けられた岩がありました。
確かに、山型の岩です。
14時24分 「峰城跡」の看板を見つけましたが、その看板の添え書きには『場所は特定できていません』とあります。
ここに来る途中には『宝篋峰城防御堀』という看板もあり、「南北朝時代、北朝の高師冬(こうの もろふゆ)が、南朝方の小田城を攻めるために陣取った所だという」という記載(余湖くんのホームページ)を見つけたことから、一時の山城だったんだろうか? しかし、麓から1時間半も上った所に、攻める側の陣を張ったんですね・・・ 上から見下ろして作戦を立てたのでしょうか・・・ 結局1341年11月に小田城は開城し小田治久は北朝に降伏したと言う。
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