PROFILE『Chanの某国滞在記』
真冬の桃花澗を歩いてきました _ 後編(2017.01.21)
2017年1月21日(土曜)
前編はここをクリックしてご覧下さい。
9時37分 金蟾洞に来ました。
右上に 目が二つ ヒキガエル(蟾蜍)に似ていることから 金蟾洞 と名付けられたのでしょう。
南側のススケタ上には彫られた「洞蟾金」(右から読む)、右側には朱書きの「金蟾洞」と書かれていました。
東側には 人が出入りできる大きさの入口があり、左側には「紫気東来」、右側には「招財進宝」と書かれており、中はご覧の通り。
お金持ちになりますように・・・ ですかねぇ?
さて『紫気東来』(ズー チィ トン ライ/日本語では シキトウライ)は、道教の教えで、『老子が険しい山岳地の山越えで苦悩して途方に暮れていると、東手から、高貴な役人が乗り捨てたで有ろう馬が迷い込んできて、それにまたがって事なきを得た』ことから由来する言葉で、文字通り、紫の気(高貴な気)が東から来るということです。『幸運は必ず来る,待てば海路の日和あり』と解説しているサイトもありました。
金蟾洞にはブロックで作った囲いがありました。
最近できたばかりのようです。
一段低いところがあったので、下を覗いてみるとご覧の通り、この国の一般的な様子が見られました。
50年前のこの国なら、竹の皮や木の皮、紙などが包装紙なので、捨てても自然に帰って/戻るだろうが、今のゴミは人為的に処理しないと自然に帰らないモノばかりです。この国の捨て放題のゴミ? この先どうするのだろうか?/どうなるのだろうか?
9時51分 右下に「江蘇錦屏山(桃花澗)体育戸外健身歩道」が見えてきました。
更には、「龍潭」も見えてきたので、龍潭目指して下りて行くことにしました。
龍潭まで下りていくと 空の「青」、細い竹の「緑」が綺麗なところがあったので、私の上着の「赤」を入れて記念撮影しました。
龍潭を過ぎて桃花澗に下りていく途中、こんな奇妙なモノ/アイスキャンディーのようなモノを見つけました(左下写真)。
たぶん、落ちてきた水が岩に当たり水しぶきとなり、地面から突き出た枯草の茎に付く際に低温のために氷となり、この繰り返しからアイスキャンディーのようになった? のでないでしょうか?
少し離れたところでは、こんな形の氷が 成長していました。
先週の「漁湾風景区」に引き続いて、今日も貸切り状態か? と 思っていたら、この先で二人の男性と会いました。それにしても、冬場はほとんど人がいない≒管理人たちが暇 ということです。
10時45分 桃花澗の山並みをゆっくりと眺めてきました(左下写真)。
桃花澗広場にある 観光センター前で記念撮影です(右下写真)。
11時25分 今日も無事マンションに戻る。
来週は 春節を利用しての一時帰国です。その為に某国内の次のトレッキングは2月中頃を予定しています。
では その時まで・・・