PROFILE/Chanの某国滞在記/前云台山(花果山)系の山を歩く_前編
2015年9月27日
○ 2015年9月25日(金曜)
「中秋節」前の 最後の出勤日です。
日本人が直接管理するある職場の成績優秀者三名に対して、中秋節を前にご褒美として(私のポケットマネーで)報奨金を授与しました。
〇 9月26日(土曜)
今日も半日出勤後に 昼食は日本料理店「名の屋」。
おすすめメニューから「タルタルチキン」「川えび唐揚げ」「オニオンスライス」、一般メニューから3点、シメとして各自の主食を注文しました。私は、「ざる蕎麦」です。
「国慶節」の為の一時帰国日が近づいてきました。
お土産を探しに海州まで行きましたが、いいモノが見つかりません。
〇 9月27日(日曜)
私が住む某国某洲某市某区のマンションから見た朝の様子です。
太陽が登り始め、おばちゃんたちが川辺の空き地で体操を始めています。これが某国では大流行で、社会問題にもなっています。どんな問題かと言うと、騒音問題だという?
7時10分 マンションを出発。
7時46分 前回訪れた池に到着。この池の奥から登っていくためです。
池では、手前で奥様達が洗濯、そして沖では地元民と思われる方が3名泳いでいます(写真では2名が写っている)。
しかし、登り口がありません。仕方なく別の道を探すことに・・・
7時58分 池の反対側まで来ましたが 登山口はありません。
8時8分 前云台山系の北西にある、右写真の右側のような山を登りたいが、登山ルートが全くわからない/見つからない。。
8時15分 とうとう花果山駐車場まで来てしまいました。
遊客服務中心(Customer Service Center)に立ち寄り、花果山(前云台山)のミニチュアを見てきました。
8時32分 いつものように花果山の山頂/女玉峰を目指して歩いても、既に18回も登ってるので面白くはない。
そこで、今回は花果山系の別の峰を目指すことにしました。入場口を過ぎ、山門の手前にある「猴哥山泉水源地」という看板の道を右に上がって見ることにした。
しかし、すぐに行き止まり、そこにあったのは連云港美錦飲用水有限公司 の「猴哥山泉」を容器に詰める工場でした。HPでの紹介によれば『蟠桃園地下数百米的裂隙泉水』とあり、『蟠桃園の地下数百米の裂け目から湧き出る水』という紹介です。
この会社の左手に沢を発見。水汲みしている者もいたので、上流に向けて登って見ることにしました。
途中、左手奥の峰に 旗? らしきものが見え、この時は、いつかは行ってみよう程度の考えでした。
8時43分 沢を登り始めて間もなく大岩に遭遇・・・ この岩を登ることもできず、沢内の迂回路もなく沢を歩くのを断念し、左手の上に上がることにした。
上がって見てビックリ、そこには段々畑が広がり、その畑に植える苗を育てるときに使ったと思えるプラスチック容器が散乱していました。某国ならではの光景?で、まるで昔の東京の夢の島?です。
この散乱しいる場所から先には道がなく、これ以上進むことを断念・・・。
林の中を下山し、いつもの舗装の道へ、まだ山門までは来ていません。花果山に登っても仕方がなく、今度は道の反対側にある「先ほどみた旗?」のある峰を目指すことにした。
「花果山」という刺繍の服を着た方達に『Please tell me the way to that mountaintop』と言っても通じない・・・ 身振り手振りで何とか意志を伝えたが、ルートを知らないという。花果山はこっちだと言わんばかりに花果山の方角を指さすのみ。
仕方なく、自力で探すことに・・・ で、こんな道を見つけました。
間もなく茶畑が現れ、畑道を上へ上へと登っていきました。
9時17分 目の前に目指すものが現れました。
なんと、アンテナ基地だったんです。遠目では「旗」がなびいているように見えたのですが、実際はアンテナでした。
何かを祭ってある所とばかり思って登ってきたのでガッカリです。
この付近からは、花果山の山門を西北西の方角から見下ろすことで出来ます。
右写真がその写真です。夏休みも終わり、観光客がメッキリ減っている様子が分かります。
気を取り直して更なる峰を目指し、東北東を目指して歩くことにした。その先には花果山山頂があるはず・・・
茶畑が広がる中、時折 竹竿が立っているところが何ヵ所かありました。「かすみ網」です。
その一つに、鳥が捕まっていました。何という鳥でしょうか・・・ 日本では、1947年より特別な許可を持つ者以外の使用は禁じられています。
9時35分 白壁の家が見えてきました。その手前には「仙境」「神」という朱文字が書かれています。
仙境とは、「仙人が住むという所。また、俗界を 離れた静かで清浄な土地」という意味ですので、そんなことを書き示したのでしょう。
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