−　−　−　ＰＲＯＦＩＬＥ『Ｃｈａｎの某国滞在記』編　−　−　−
電動自転車を豪華型に交換／花果山まで試走　前編(2014.05.10)

○　2014年5月5日(月曜)

　某国では、著名な観光地に入るには入場料金を払わなければなりません。
　そこで、「○○○市旅游」（○○○ tourism／○○○市旅行）の「年票」（券）を作りましたが、カードの写真を見てください。私の常用するメガネでは写真撮影時に反射するということで、写真スタジオに備えてある 伊達メガネ での撮影となり、こんな怖い中年の顔になってしまいました。これが　地顔なのかな？
　さて、このカードは○○○市内の１６ヶ所の中核景勝地を８８元で１年間何回でも訪れることのできる券です。
孔望山４０元、桃花澗が３０元、石棚山１５元、これに対して西遊記で孫悟空が生まれたとされる花果山は１００元です。私のように、日曜ごとに出かけている者にとって、８８元はすぐに元が取れます。
入場可能なところは　ここで確認できます。
　なお、某国の場合、省の下に「市」があり、私が住む○○○市の下には３区と４県があり、面積は7,444 km2もあり、単純には約８６．３km四方もあるんです（人口470万人）。とても私の電動自転車では移動できる距離ではありません。

○　2014年5月9日(金曜)

　今日は、新たな取引を始めるための　ある日本企業の工程監査がありました。前日は中華料理、今日は日本料理店での食事会です。 その後、２次会を経て最後には「蘭州拉面」で締めました。
蘭州拉麺（lan zhou la mian ）とは牛肉のスープに、手打ちで伸ばして茹でた麺を入れた料理で、牛肉麺や牛肉拉麺と呼ぶこともあるそうです。そして、店頭の目立つ場所で麺を手で伸ばすところを見せる店舗も多いそうで、今回のお店は厨房で実演して見せていました。



○　2014年5月10日(土曜)

　さて、先の某国連休の初日(５月１日)に、赤系の電動自転車を買ったことは既に紹介しましたが、この電動自転車　本当によく走り　小回りも効いて素晴らしいのですが　唯一の欠点が
　　　片道１時間　往復２時間も走ると　尻が痛くなる
ことです。私の尻には　チョット弱点があるので　そのせいかもしれませんが・・・
　そこで、５月７日に某国スタッフに通訳してもらい交渉したところ、差額を払えば別の物と交換してもいいとのこと。心が広いですねぇ某国は・・・　日本では無理でしょうね・・・
でも、その時は決断ができませんでした。差額が約８６０元、そして重量がかなり重くなり、その結果として走行距離が短くなるという・・・
　しかし、９日夜の２次会での自己出費等を考えれば　８６０元の差額など安いもの？
そして、重くなるのでマンション６階の室内に持ち込むには大変（エレベーターホール前に２段の段差有）だが、これも土日のみ。
走行距離が短いと言っても４０Kmは走れるだろう？　と　考えると
やはりここは　自分の体が大切／尻が痛くならない方法　と言う結論に達し、翻訳ソフトで日本語を中国語に直訳した漢文を手書きした紙を持って、販売店に交渉へ・・・

一番安いスクーター型の電動自転車を紹介してください
　　↓
　請介紹最便宜的低座輕型摩托車型電動自行車

この電動自転車はいくらですか
　　↓
　這電動自行車多少銭？
差額はいくらですか
　　↓
　差額多少銭？

値引きしてください
　　↓
　清打折
その結果
　　新しい価格２４６０元　−　最初の電動自転車の価格１５９９元　＝差額８６１元
を値引き１元してもらって、差額８６０元を払い、豪華型／スクーター型の電動自転車に交換してきました。

　某国では、国家規格(GB)に適合したタイプは“電動自行車”と言われています（以後、「電動自行車」と記載。）。この電動自行車は簡易型と豪華型の二つのタイプに分けられ、さらに簡易型にはペダルが付いているＡ：軽便型（又は助力式）、ペダルのないＢ：滑板型などの分類があるそうで、Ｂ：滑板型とはいわゆるスクーターです。 ＧＢを超過したタイプは“電動摩托車” (略称は電摩、日本語で電動モーターバイク)と呼ばれています。
　豪華型は、見た目はバイクと同じです。エンジンなのかモーターなのかの差くらいです。これでも電動自行車の分類に入るので運転免許は不要です。信じられません。
　なお、製造元のＨＰでもこの電動自行車の仕様が分からず、ネットで探していたところ「TRADEKEY」様のページで下記の仕様を見つけました。
モデル：TDR356Z
バッテリタイプ：フリーメンテナンス密閉型鉛蓄電池　４８V／１２Ah
充電時間：３〜８時間
外形寸法：１７１×６７×１００�p
充電あたりの範囲：５０〜６０km
最高速度：３８km/ h
最大斜度：１５度
モーター出力：３５０W
ホイール仕様：１６インチ一体型アルミホイール
タイヤ：２．５×１６インチ
ブレーキの種類：ドラムブレーキ

　後編は、ここをクリックしてご覧ください。