−−− DIY(物造り)/物置 製作&改装 編 −−−
○ 2009年 旧・豚小屋跡地を物置に・・・
2007年頃から 家族の間で こんな会話が聞こえてきました。
「豚小屋どうするっ! このままじゃもうすぐ壊れれるしなぁ〜!」
「豚小屋」とは、当ホームページ管理人Chanこと「ALPHARD3515V」の家で、昔 ブタを飼育していた小屋のことです。
昔の農家は、豚数匹に 鶏数羽〜十数羽 程度を飼っていたものです。そうなんです Chanの家は 農家でした(過去形)。
旧・豚小屋の解体と製作はここをクリックしてご覧ください。
○ 2021年春 築100年を超える物置を改装?・・・
2011年3月 東日本大震災で、築50年強の「西の物置」の棟(むね、ぐし)、降り棟(くだりむね)が全て落ちた。
それを自力で仮復旧・・・ でも仮です。
あれから10年、我が家には築100年を超えるもう一つの「東の物置」があります(地震では見た目は無傷)。
決断!・・・ 「西の物置」を解体する!・・・
その為には、「東の物置」の中の不要なものを廃棄・・・整理整頓し・・・改装して「西の物置」内の使うものを移動する。
東物置の改装の様子は、ここをクリックして、ご覧ください。
○ 2021年秋 2009年作った物置の増築?・・・
築50年強の「西の物置」を解体するには、築100年を超える物置の改装だけでは、物が入りきれない?
そこで、2009年に造った2.5m×7mの物置を、2.5m×3.0m増築を計画しました。
今回は、基礎からの工事です。で、・・・ 素人がそこまで作っていいのかな?・・・
『すでに建っている住宅に付随する物置などは増築扱いに見なされ、10平方メートル以下なら建築確認が不要になることがほとんどのようです。』とのこへことです。『原則、新築・増築したら新たに課税(固定資産税)される』が、今回は・・・・?
増築の様子は、ここをクリックして、ご覧ください。
【 2009年 旧・豚小屋跡地を物置に・・・ 】
右の写真は、その豚小屋を利用した 物置 です。
昔の農村? or 貧困国の納屋? みたいですよね?
そこで、この物置を解体し、自作の物置を作る案(天のお告げ/Kaakaのお告げ)がでて、ついに 2009年 その実行の年となりました。
<STEP 1> ・・・ 物置内の片付け と 解体。
・2009年1月10日
まずは、豚小屋/物置の解体です。
これをどのように利用して Chan式物置 となるのか さあ ご期待ください。
詳細はここをクリックしてご覧ください。
<STEP 2> ・・・ 土留め工事 〜 基礎工事。
・2009年1月12日
20年弱前、今の家を立てるのに土盛りをした結果 一番低い北西部分は約40pの段差ができてしまいました。その結果が、右の写真です。
土留め工事と基礎工事の様子はここをクリックしてご覧ください。
【木材の買出し】
・1月31日
必要な材木のほとんどを購入しました。
木材の断面 | 長さmm | 数 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|---|
1×4 | 1820 | 4 | 168 | 672 |
1×4 | 2438 | 3 | 280 | 840 |
1×4 | 3048 | 11 | 350 | 3850 |
1×4 | 3658 | 4 | 360 | 1440 |
2×4 | 2336 | 20 | 380 | 7600 |
2×4 | 2438 | 2 | 390 | 780 |
2×4 | 3048 | 14 | 468 | 6552 |
2×4 | 3658 | 4 | 478 | 1912 |
2×4 | 3985 | 12 | 680 | 8160 |
2×4防腐処理 | 3048 | 2 | 760 | 1520 |
2×4防腐処理 | 3658 | 2 | 798 | 1596 |
2×4防腐処理 | 4870 | 1 | 1420 | 1420 |
赤松 角材75×75 | 4000 | 2 | 1880 | 3760 |
杉 角材90×90 | 3000 | 4 | 899 | 3596 |
杉 タルキ40×45 | 3650 | 14 | 410 | 5740 |
残る木材は、「野地板」のみのはずです。
<STEP 3> ・・・ 建て方 〜 上棟式
詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
【(仮)土台回し】・・・既に完成している基礎の上に木材を載せる
・2月1日
アンカーボルトの径は 12mm、 そこで、木工用15mmのキリで 穴を開け 土台に仮に取り付けました。
【構造体】・・・5分割したパーツを造り、パーツ毎に基礎に組込みます。
・2月7日
今回作る物置の メイン材料は 2×4 で、土台には防腐防虫加工済みの材料を使いました。
仮土台回しで、アンカーボルトに入ることを確認した土台部の材料を基礎から外し、地上で側面パーツを作り、基礎に組込みます。
写真は右側面パーツで、ヨッコラショ! と 立てて 基礎から出ているボルトに位置決めします。
以後すべてのこの方式です。
【家おこし】・・・柱を直角に併せる作業を”やおこし”と呼ぶ
・2月8日
基準を”西面”とし、ここを基準に、反時計回りに家おこしをしました。
写真は、東面の家おこし後の状態です(仮筋かいをタスキ掛けしました)。
【棟上げ:屋根の構造体】・・・屋根の形を造りました。
「小屋梁」に、屋根の勾配3/10で算出した寸法の「小屋束」を付けます。
この小屋梁を3つ造り、取り付けました。
次に、小屋束に「棟木」と「桁」を取り付けます。
これで、柱・棟・梁などの基本構造が完成して棟木が上がりました。
【上棟式】・・・「上棟式」は建前(タテマエ)、建舞(たてまい)とも呼びます。
祝 2月8日、家族だけの”上棟式”です。
脚立の上から、”餅”と”お菓子”をまきました。 餅は、スパーの切り餅でしたが、立派な上棟式です。”餅拾い”は、家族(飼い犬1頭含む)のみです。
以上、STEP 3 の詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
<STEP 4> ・・・ 桟の取付 〜 垂木の取付
【桟木の取り付け?】
・2月14日 桟木の取付です。
【屋根(垂木の取付)】・・・3寸勾配の屋根
取付けるにあたっては、
1)まず、左右の垂木の位置を決めます。
2)その先端に 水糸を張ります。
3)水糸に従って、軒を揃えるように垂木を取り付けます。
その際、長い道中の場合には、中央付近の垂木を最初に取付けます。
こうすることで、左右と中間部の位置が決まり、狂いが少なくて済みます。
4)途中、棟と軒の各1列には 野地板を仮止め するとよいでしょう。
取付け寸法(位置)の狂いを 初期段階で発見でき よって、早期の修正が可能です。
以上、STEP 4 の詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
* チョット一息 *
本来は、屋根施工後に 外壁 を考えていたのですが、Chanが会社に行っている間に、親父様が古いトタンを再利用して、東西の壁(サイドの壁)を張ってくれました。
古いトタンのため、後日 塗装 することとしました。
<STEP 5> ・・・ 屋根
【屋根(野地板張り)】・・・3寸勾配屋根の下地です。
・2月21日 いよいよ屋根に取り掛かります。
まずは、野地板張り。
【屋根(防水シート張り)】
今回の物置は、結露等による屋根からの雫の落下を防ぐために、防水シートを張ることにしました。
【屋根(トタン張り)】
いよいよ トタン張り。
ここで ひと工夫。
トタンの先端を 軒から50mm 出して揃えるために、位置決め板(ストッパー)を付けると 楽に張れます。お試しください・・・?
今回の屋根には、6尺(1820mm)のガルバリウム波板 (Galvalume アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板)を28枚用います。
・2月26日 屋根が完成しました。
以上、STEP 5 の詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
<STEP 6> ・・・ 外壁&サッシ枠 ・・ その前に予期せぬ 追加工事
・2月28日 予期せぬ 補強 をしました。
小屋束を支える小屋梁をダブルにしました(2か所)。
これ以外にも、背面の西側ブロックに 2×4の柱を1本追加
前面のアルミサッシ枠左の壁に 間柱を1本追加
軒桁と小屋梁に 筋かいを2か所追加(水平方向の捻じれ対策)
と いうわけで、本日のトタン張り作業の開始は 午後となってしまいました。
【外壁(トタン張り)】 ・・ 重ねを 1.5山 としました。
一直線に(綺麗に)打てました。
・3月1日 【前面のトタン張り】
トタンは、クリーム色の角トタン としました。
途中まで張った後、サッシ枠の仮取付です。
【サッシ枠の仮取付】
サッシ枠の取付(木製)外枠は、数mm大きく造りました。
これは、建物の曲がり & サッシの建てつけ調整 のためです。
最初から、取付け木枠をピッタリと作ってしまうと、サッシの建てつけ微調整ができませんので、ご注意ください。
以上、STEP 6 の詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
<STEP 7 > ・・・ 床&間仕切り壁
・3月1日 床張り準備として、根太組み をしました。
一部を床 とするために、2×4と杉材40×45mmで、床下構造体の仮組をしまた。
この後は、束に相当するブロックをコンクリートで固定します(水平を出して)。
・3月8日 ブロックをコンクリートで固定しました。
・3月14日 床を張り、間仕切りをしました。
以上、STEP 7 の詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
<STEP 8 > ・・・ 仕上げ(トイ取付け&ペンキ塗り など)
・3月15日 トイを付けました。
ここで 新発見?。
屋根に沿って トイに勾配 を付けたのですが、 トイの中に水が残ってしまいます。
なっなんと! 恐怖の逆勾配!
水は正直でした。
・3月21日〜22日 ペンキ塗り & 棚作り
両サイドの古トタンのペンキ塗りをしました。
そして、Chanの母親の"嫁入り道具"の一つの「押入りタンス?」を物置に入れ、棚作りもはじめました。
STEP 8 の詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
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